志望大学に合格した先輩からのメッセージ
京都大学
工学部理工化学科 合格
S.M.さん 兵庫県立神戸高校 卒業
(Z会の教室 神戸三宮教室 利用)
Z会の教室には中1から通い始めました。もともと国語が得意で文章を読むのが好きだったので、塾に通うなら国語のある教室に通いたいという思いがあり、親の勧めでZ会の教室の授業に参加しました。授業だけでなく教室全体の雰囲気もフレンドリーで良かったので、入会を決めました。
教室のスタッフの人たちが積極的に声を掛けてくれて、こちらからも質問や相談に行きやすい雰囲気がありました。授業でも先生との距離が近く、疑問があればすぐに質問できました。
どのように決めましたか?
中学生のころから理科に興味があり、高校に入ってから理系の研究に強い大学を探す中で京都大学が目にとまり意識をするようになりました。1年くらい前に実際に京大の過去問に取り組んでみて、数学の整数や物理の問題を解いていてとても面白く、また問題の出題形式が自分と相性が良いと感じたので、受験するなら京都大学だと気持ちが固まりました。
高校受験のときには、第一志望だった神戸高校総合理学科ではなく普通科への進学となったので、高校の実力テストでは40番(総合理学科の定員人数)よりも上をめざして、総合理学科の人たちに負けずに志望大学に現役で合格するぞという気持ちでモチベーションを上げていました。
Z会の教室の授業はどうでしたか?

数学は自分で考える時間をしっかり確保してくれたうえで先生が解説をしてくれる形式の授業だったので、解説を聞いて納得するだけではなく、自分で考えるプロセスを身につけるのに適していました。高2以降は、複数分野を横断するような問題に取り組む講座内容だったので、考えの糸口で悩むことも多かったですが、数をこなしていくことが一番と思って演習量を確保することを心掛けていました。実際に、演習量に関しては他の誰にも負けない自信があります。
英作文の授業も、添削をどんどんしてくださる先生だったので、毎回提出して翌週返却される答案の復習を重ね、手を動かして量をこなすことで実力をつけることができたと思っています。
国語はもともと得意でしたが、感覚で解いてしまっているところがありました。国語の彌榮先生が授業で配ってくれた『公式集』を使って取り組むことで理論の部分が補強されて、安定して高得点が取れるようになり、個別試験に繋げることができました。
理科の授業では、先生オリジナルの補充プリントなども配ってくださったので、より難易度の高い問題にも挑戦することができました。
どのように活用していましたか?
基本的にZ会の教室の方が学校よりも進度が早かったので、Z会の授業は予習として、学校の授業を復習として取り組むようにしていました。先取り学習で学校の学習に余裕をもって挑めたことが良かったと思っています。そのため、部活でどれだけ疲れていてもZ会の授業には遅れずに参加するよう心がけていました。
とくに心に残っているのは、高2の終わりころに、数学の河村先生から『受験は夏が勝負!』と言われたことです。実際に高3の夏休みは、朝早くから自宅や学校、Z会の教室が開室してからは自習室や授業などで勉強に取り組み、死ぬほど頑張りました。
ただし、量をこなすことで夏休み明けの模試で成績を上げることができた教科・分野もあった一方で、数学では自分が思っていたほどの結果には繋げることができず、教室長や先生にも相談をしました。その際に、問題には元になる考え方が必ずあるはずなので、問題の本質を掴んでいくような演習をするようにアドバイスをいただき、それからは意識して演習に取り組むようにしました。そのあたりから、受験に向けて更にシフトチェンジしていけたと思います。
直前期は、たくさんの問題に手を出すというよりも、これと決めた1冊を繰り返し取り組むことで完成度を上げていくことを意識しました。受験当日も、一番やりこんだ1冊を御守り代わりに持っていき見直しなどに使いました。
変わったタイミングは?
***教室長からの質問***
中1から通ってくれましたが、中1の頃は宿題をしないこともあったりと、ある意味やんちゃな一面も見られたので、正直そのころは京大に進学するとは想像していませんでした。今となっては、真面目に戦略的に勉強に取り組んで着実に成績を伸ばしている姿を見ることができましたが、なにか意識が変わるきっかけがあったのでしょうか?
*************************
やはり高校受験で総合理学科に合格できなかったことが大きかったです。中学の頃は、学校ではそれなりの成績をとれていたので現状に慢心して自分は天才だと勘違いをしてしまっていました。
高校受験で思うような結果が出なかったことで、自分は天才ではなく凡才なので、努力で天才に勝つしかないと考えを改め、そこからは真面目に努力を重ねられるようになったと思います。
難度の高い大学をめざすのであれば、高1の段階から基礎を固めておいた方がいいです。毎日コツコツ積み重ねていけば、高3で演習に取り組むことで成績向上に繋げられます。みんなが面倒に感じがちな、「英単語・英文法を覚える」「数学の計算」「物理の公式の暗記」など、完璧ではなくてもいいので一通り学習しておくと、自分で演習に取り組めるようになるので演習量の確保に繋げられると思うからです。勉強は基礎が一番大切だと思います。
Z会の教室では、高1の1年間で数学1・A・2・B+ベクトルを速習できる講座があり、僕はそこで基礎的な内容をインプットできたので、青チャートなどを使って高2の夏に自分で2周演習に取り組むことができました。Z会の教室で早めに全体を速習できたことが、僕には合っていたと感じています。
研究がしたくて京都大学を選んだので、入学後は自分の興味のあることを見つけて研究を突き進めていきたいです。将来は大学に残って研究職などに就きたいという気持ちもありますが、まずは大学院までの6年間で、その後の進路を決めていきたいと思っています。
また、バイクに乗せてもらうのが好きなので、大学に入ったら免許を取って、いろいろなところを旅してみたいとも考えています。
Z会の教室 教室長より一言
ご卒業・ご進学、おめでとうございます!高校受験で腐ることなく、むしろその経験を糧にして、3年間優秀な成績を収めていたので、大学受験では京大合格を信じて疑うことはありませんでした。高校受験・大学受験を通じて成長する姿が見られて楽しかったです。ますますの活躍を期待しています!
合格おめでとうございます!今後のご活躍を期待しております!
先輩たちの合格体験談を参考にして、自分を見つめなおし、自分なりの方策を確立させていきましょう。迷った時は、Z会の教室に相談してください!