「京大化学」指導担当者による受験対策アドバイス(春編)

Z会の京大コース担当者が、「京大化学」の学習ポイントをご紹介。京大合格から逆算して「この春にやるべきこと」を解説します。

 

Z会からのメッセージ

京大に限らず、難関大入試において必要なことは、以下の3点です。

・必要な知識を身につけること
・あきらめずに考え抜いたり、計算をやり切ったりする習慣をつけること
・スピードと正確さの両立を目指すこと

本格的な演習は夏以降になると思いますが、今のうちから、これらを念頭に学習に取り組んでおくとよいと思います。

この春にやるべき「京大化学」受験対策

現役生を中心に、理科の学習は英数国に比べて遅れがちなケースが多いと思われます。この春に取り組むべき対策は以下の2点です。

  • 既習範囲の問題について、教科書レベルの内容を完璧に把握しておく
  • さらに、可能であれば高めのレベルの問題も解けるようにしておく

 

1.既習範囲の完璧な理解

学校でのカリキュラム学習が終わるのは、多くの学校で11月頃と遅いため、ここから全分野の内容を思い出しながら受験勉強を始めたのでは間に合いません。学校の授業ですでに学習した分野、とくに理論分野については、内容を思い出すだけではなく、曖昧な箇所を洗い出して確実に理解しておく必要があります。

具体的には、理論分野の標準的な問題を一通り解くことで、自分の知識で抜け漏れがある部分、曖昧な部分を洗い出します。解説を読んだだけでは理解できない場合、教科書に戻り、必ず理解しておくようにしましょう。納得できない部分は、「化学の新研究」(三省堂)のような参考書を併用するのもよいでしょう。

その際、計算が必要な問題や論述問題は、必ず手を動かして自分の考えを書き出し、答案として表現するようにしましょう。頭の中で解法や論述内容を思い浮かべるだけでは、課題がある箇所を洗い出すことができません

 

2.入試レベルへの引き上げ

1をクリアできている人は、さらに完成度を高めておくとよいでしょう。学校で配布される問題集等を用いて、ハイレベルな問題も解けるようにしておくのがおすすめです。

演習を進める中で、自力で解けなかった問題や、苦戦した問題が出てくると思われます。これらに印をつけておき、自分の力で何も見ずに解けるようになるまで演習を繰り返しておけば、春先の取り組みとしては十分といえるでしょう。

 

化学は、勉強を重ねれば得点につながる科目です。このサイトを通じて提供する情報が、今後の学習の一助になれればと考えています。

 

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      ◯Z会の添削問題が一番役に立ちました。先生と会わない前提で解答解説が作られているので不十分に思う点がありませんでした。(京都大学工学部工業化学科)

       

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