東大化学 入試直前アドバイス

◆東大化学概観

例年、大問は3題。2018年度は有機1題、無機1題、理論1題の順で出題され、第1問、第2問は中問に分かれておらず、第3問のみ中問に分かれ、全体で実質4題の構成でした。昨年度は実質5題、それ以前は実質6題と、近年傾向に変化が見られます

 

◆採点基準についてのまとめ

小問単位の配点は大きくありませんが、解答の過程の細かなところまでが採点対象となっている可能性があります。
また、計算問題と単答問題で配点の差も大きくはないと予想できます。計算問題の「解答の過程」では、設定した文字、必要な式を正しく書けていればよいでしょう。
化学式、化学反応式や構造式を書く問題では、係数のミスや、水素原子の書き落とし、官能基の書き間違いなどが致命的となる場合があるので、注意が必要です。
論述問題で字数制限がある場合は厳密に気にしすぎる必要はないと思われますが、解答用紙で分量の目安をつけて書く練習をしておくべきでしょう。

 

◆高得点者の答案の特徴

時間がかかってしまい解きづらい問題は、素早く後回しにする判断をして、その代わりに他の解きやすいと判断した問題に時間を充てることが高得点への近道です。
また、例年、高得点者の傾向として、当たり前のことではありますが、次のような特徴が挙げられます。

○全体を俯瞰し、取り組むべき問題を判断した上で、「解答可能」の問題を確実に得点しています。大問の難度が全体に高くても、後半のほうに独立した解きやすい設問があれば、その問題にきちんと取り組んでいることもポイントです。
○ケアレスミスがありません。反応式の係数ミスや計算ミス、構造式の原子の書き落としなどについて、チェックする習慣がついているのでしょう。
○題意を正しく汲み取り、問いの要求に正確に答えています。また、解答用紙に必要以上の余計な情報は書いていません。

 

◆目標得点を達成するためのポイント

基礎事項をおろそかにせず、演習を繰り返すことが重要です。実際の試験場では難度の高い問題はひとまずおいておき、演習で経験したことのある「解ける」問題から確実に解いていくことができればよいです。
本番の会場でそのような判断ができるようになるために、自分の手を動かして解答を作る練習を繰り返しましょう。
また、標準レベルの問題ばかりではなく、やや難度の高い問題・見慣れない題材にもあたっておき、化学における経験値を高めておくことも必要です。そうした日々の演習によって、「時間内に答えられるか」「解法の予測が立てられるか」の判断をつけられるようになります。
日々の演習によって、上記の判断をつねに行える力、また、時間のかかりそうな問題を切り上げる決断力を養うよう意識してください。また、実験問題は差がつきやすいところなので、重点的に取り組んでおきましょう。

 

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