「東大世界史(大論述)」受験直前10点アップアドバイス


東大の世界史入試の特徴といえば、なんといっても例年第1問で課される大論述です。その論述字数は600字に上ることも珍しくありません。
短めの論述問題が何問か出題される第2問、単答問題が中心の第3問での失点を最小限に抑え、この第1問でいかに得点を伸ばせるかが東大世界史の出来を左右するといっても過言ではありません。

とはいえ、いきなりこれだけの字数の論述を書き上げるのは骨が折れる作業です。
毎年Z会には次のような受験生の悲痛な叫びが多く寄せられます。

 

▼過去に東大を受験した先輩たちの悩み

いきなり600字は何を書いて良いか分かりません。
模試では世界史で600字論述が1点!!
おおまかに単語を掴めてきてはいますが、細かい繋がりが結びついていないので論述に手が出せません。
用語はある程度覚えてきたのですが、論述を書こうとすると頭が真っ白になってしまい全く書けません。
第1問(大論述)が上手く書けないのですがどのような参考書で対策したら良いでしょうか。

同じような悩みを抱いている人もきっと多いと思います。
では、東大世界史の大論述を攻略するためには、いったい何が必要なのでしょうか。

 

▼東大世界史 大論述を解くポイント

大論述を攻略するためには、とにかく知識をたくさん蓄えておけばよい、と思っている人も多いのではないでしょうか。
もちろん、知識力を強化しておくことは東大世界史攻略において必須の事項ですが、実はそれ以上に重要なポイントがあります。

そのポイントとは「問題文を徹底的に読み込む」ということです。
論述問題は、出題者の意図をしっかりと読み取って、その意図に対する解答を記述しなければ、どんなに正確な知識を並べたとしても得点は伸びていきません。

東大の第1問では、長めのリード文が課されることがほとんどです。
東大型の模試や過去問に取り組む際、主要求が書かれている最後の数行だけ読んで、リード文全体を読み飛ばしてはいませんか?実はそんな読み飛ばされてしまう箇所にこそ、出題者の意図が隠れているのです。その意図を読み取った上で、解答全体の構成を検討し、書くべき要素を細分化して考えられるとよいでしょう。
個別の要素をそれぞれ検討していけば、1要素あたりの字数は100字にも満たないことがほとんどです。
それらの要素を「どのように組み合わせるか」が重要なポイントなのです。

 

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