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商学・経営学部系統

概要

商業活動の方法論を追求する学問

企業が行う商業活動(商品を企画・製造し、消費者に届ける)、その中でも特に商品の販売と流通に関連する諸現象を研究対象にする学問です。このほか、会計、保険、貿易も研究領域になります。経済学においては、企業研究はあくまでも1つの要素ですが、この企業の動向に主眼をおいて研究するのが商学であり経営学と言えます。
研究分野は大学により特色があります。また経済学部で学べる場合もありますので、研究内容や教育方針を詳しく検討したうえで、学部・大学選択をするとよいでしょう。
卒業後は幅広い業界に就職をします。学んだ知識を活かして、経営企画や広告宣伝を手がけるほか、独立・起業する人もいます。

主な学問領域

商学、商学史、流通論、マーケティング論、貿易論、消費者行動論、銀行論、保険論、広告論、製品開発論、国際会計論、経営学、経営史、経営情報学、組織政治論、企業評価論、経営マネジメント学、ビジネス行動学、流通論 ほか

商学・経営学部系統 卒業後の進路例(卒業生の就職先・キャリア例)

商学・経営学部系統の卒業後の進路(卒業生の就職先・キャリア)の一例をご紹介します。

  • 老舗問屋を再生
    100年続く家業を手伝う。市場が縮小し、経営悪化に苦しむ同業者を尻目に、伝統と現代感覚を融合した斬新な経営改革で売上拡大を実現。
  • ベンチャー企業の経営者に
    女性のニーズを捉えた新しいサイトをオープンし、話題に。いまは経営者としてビジネスを成長させるために、日々奔走している。
  • 税理士法人で国際税務のコンサルタント鼎談あり
    ※鼎談で詳細を知ることができます。
  • アパレルメーカーで消費者分析
    趣味と実益を活かしてアパレル(服飾)メーカーに就職。現在は経営学部で学んだマーケティングの知識を活かし消費者の傾向を分析している。
  • テレビ局のアナウンサー
    経営学部で学んだ知識を武器にアナウンサー職としてテレビ局に勤務。現在は、ビジネスニュースの担当を目指して勉強中。
  • 大手情報サービス会社でイベント企画運営鼎談あり
    ※鼎談で詳細を知ることができます。
  • 大手ゼネコンの海外プロジェクトに従事
    在学中の海外研修や、「ゼミ大会」の運営委員長として、計画や資金、人をコーディネート。その経験を、大手ゼネコンのプロジェクトで存分に発揮している。
  • 大手菓子メーカーの営業職
    大学時代は主体的かつ積極的に様々なことに挑戦。マーケティングを学んだため、将来商品開発やマーケティングに取り組むべく、日々現場で奮闘中。
  • 筆記具・文具メーカーの営業職鼎談あり
    ※鼎談で詳細を知ることができます。
  • 世界展開している飲料品メーカーへ
    グローバル企業で英語を操り、多くの人たちと協働しながら、製品の販売戦略プランの実現に向け、日々奮闘しています。
  • 日本を代表する総合商社の女性総合職
    経営学を英語で学び、実践的な授業を通じて培われた力は、ビジネスの世界でも威力を発揮。現在は総合商社の女性総合職で活躍中。
  • 経営学修士を取得するために大学院進学鼎談あり
    ※鼎談で詳細を知ることができます。

商学・経営学部系統の大学・学部紹介

商学・経営学部系統の学部に進学した先輩達の大学・学部選びや学生生活、就職先やその後のキャリアプランを、先生、卒業生、大学生の3者の対談【鼎談(ていだん)】を通じて具体的にご紹介します。

  • 一橋大学 商学部

    高度専門職業人を育成する目的で、4年間にわたる体系的なカリキュラムを構築しており、学年順に「基礎科目」「標準科目」「選択科目」と学びます。卒業後には大学院の「経営学修士(MBA)コース」と「研究者養成コース」に進むこともできます。

  • 青山学院大学 経営学部

    企業の視点で考える「経営学科」に、消費者の視点で考える「マーケティング学科」を加え、学問的成果を共有することでより効果の高い教育体系が完成。企業が直面する課題に対し、自ら意思決定を行い、未来を切り開く力を養います。

  • 武蔵大学 経済学部

    「自ら調べ、自ら考える力」の育成を重視し、少人数制の「ゼミ」での学びをその中核としています。学生全員が4年間のゼミを履修し、特に2年目からの3年間は専門的な内容で力を養います。所属する学科にとらわれず、コースやゼミを選択することも可能です。

  • 立教大学 経営学部

    少人数教育と、系統的・段階的な学習プログラム(コアカリキュラム)により、ビジネスリーダーを育成しています。文部科学省の「質の高い大学教育推進プログラム」にも採択され、先進的、模範的な取り組みとして注目を集めています。