志望大学に合格した先輩からのメッセージ
京都大学
工学部 物理工学科 合格
O.Y.さん 大阪府立北野高等学校 卒業
(Z会の教室 梅田教室 利用)
北野高校に入学した時点で、高1の時から京大をめざすのかなとは思っていましたが、勉強をしていくうちに、京大をめざす気持ちが徐々に固まっていきました。
学部については、最初は理学部をめざしていたのですが、途中から工学部の物理工学科、農学部の食品系にも興味を持つようになりました。ずっとその3つで迷っていました。最終的には、就職のことも考えると、理学部より工学系の方が技術を習得できるかなと思い、工学部に決めました。最後まで迷っていたので、工学部に決めたのは共通テスト終わりでした。
物理工学を志望したのは、元々物理に興味があったわけではなく、高校の勉強を通して物理の勉強をしているときが一番楽しいと思ったからです。また、小さい頃から宇宙に興味があったので、物理工学科の中に宇宙基礎工学コースをみつけ、ここで宇宙に関する勉強ができるかなと思い、志望しました。
小学生の時に、難しい問題が多いZ会の算数の問題集をやっていて、Z会の問題が好きだなと思っていました。また、小6くらいの時はZ会の通信教育もしていたので、そのころからZ会には馴染みがありました。
あと、友達の多くは学校から近い塾に行っており、学校の延長のような感じになっていたので、学校の友達がいない塾に通いたいと思い、Z会の教室に決めました。
色々な塾を検討していたが、最初に体験したのがZ会の教室でした。そこで受けた数学の授業が、レベル的にも高く、自分が想像していたようなやりごたえのあるものでした。高1の時にZ会で1年間で数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bを速習で学ぶ講座(M1JK)を受講していたので、学校の授業では復習のスタンスで受けられたのも、基礎の定着につながって良かったです。
また、英語の授業に度肝を抜かれたのを覚えています。中1でbe動詞とか一般動詞を習っているときに、先生が「be動詞・一般動詞というものはなく、動詞は他動詞・自動詞しかない」と言っていることに驚きました。今思うと、高校での学習を見据えた授業をしてくれていたんだな、と思います。そこで習ったことは、高校でも活きています。
あと、高校では化学の授業も受けていたのですが、Z会で化学を受けていて本当に良かったと思います。学校の化学の授業だけでは理解できないことが多く、進度も早くはないので、自分でやらないとだめだと思っていたので、Z会で化学を受けられて助かりました。

高校の時は、3つ兼部していました。硬式テニスがメインで、地学研究会・モルック同好会はサブのような感じで活動していました。
硬式テニスは、試合がないときは火曜日と日曜日以外は練習があり、試合があるときは火曜日以外すべて部活でした。
勉強と部活の両立での工夫とかは特にしていなかったです。というのも、部活だけとか勉強だけとなると面白くなくなってしまうと思っていたからです。脳を動かすためには、体を動かさないと脳が活性化されないし、逆も然りです。脳も体も動かすことで健康維持ができると思うので、両方動かすようにしていました。
基礎を固めることを一番意識していました。高1高2のときは、授業でしっかりと基礎を固め、分からないところは先生に聞くようにしていました。また、授業で最大限吸収するようにしていたので、分からないところは授業内で解決するようにしていました。
もちろん、基礎ばかりやっていてもあれですが、高3の時は自分で色々と情報を仕入れ、いま何をするべきなのかをしっかりと考えていました。
高3の春に最新の京大数学過去問を解いて、合格点は取れているかなと思ったので、夏はひたすら物理・化学の基礎固めに注力していました。そのため、春から秋くらいまでは本当に数学は全く勉強をしていませんでした。そのため、11月に実施された京大実戦模試の数学で25/200点という点数を取ってしまいました。通常であれば100/200点が最低ラインとなり、120~130点くらいは必要という感じだったのが、25点でした。今までA判定だったのですが、そこで初めてC判定がでて、これは焦らないとやばいと思いました。25点を取った原因は、数学を放置しすぎて、問題を解く感覚が鈍ったことだと思い、11月末から数学の勉強も始めました。ですが、その頃になってくると共通テストの世界史の勉強も始めないといけませんでした。共通テストと個別試験の勉強はバランスよくしないといけないことは分かっていたのですが、世界史ばかりの勉強をしていました。
国語は緊張のしようがなかったのでよかったのですが、数学は一度25点を取ったしまったということもあり…簡単な大問1からパニックになってしまいました。問題を見たときに、2×4を6にするくらいパニックになり、その問題は飛ばして別の問題から解くようにし、段々と冷静さを取り戻し落ち着いて最初の問題も解けました。
「高1高2の基礎を大事にする」と「ミスに気をつける」という、この2つです。
受験の問題が解けるには、みんなが解ける問題はきちんと解けるようになることが大事です。解けない問題は捨ててもいいと思います。絶対に解ける問題は、基本的には基礎力と少しの思考力があれば解ける問題ばかりなので、高1高2で積み上げる基礎力を疎かにしないことが大事です。
中学の時に、100点取れる問題で95点だったときも凡ミスのせいにしていたのですが、Z会の教室長の先生から「凡ミス・ケアレスミスも実力のうち」と教えてもらい、そこからは凡ミスのせいにすることはなく、ただ集中力が足りていないだけだと思うようになりました。受験本番は、解けた問題であっても3回は見直すようにしていました。
周りへの感謝があれば、頑張れないことはないと思います。
教えてくれる先生がいるから成長でき、お金を出してくれる親とか周りの人の存在に感謝できていれば、モチベーションもあがってきます。
合格おめでとうございます!今後のご活躍を期待しております!
先輩たちの合格体験談を参考にして、自分を見つめなおし、自分なりの方策を確立させていきましょう。迷った時は、Z会の教室に相談してください!