志望大学に合格した先輩からのメッセージ
大阪大学
経済学部(総合型選抜) 合格
S.S.さん 関西大学第一高等学校 卒業
(Z会の教室 梅田教室 利用)
高校受験のない中高一貫校に通っていたので、中学生の時から大学受験を意識していました。自分の学校の進学実績を見た際に、入試問題が一番難しかった大阪大学に挑戦しようと思ったのもその頃からです。
経済学部を志望した理由は、学校の部活で交通研究部に入っていたので、そこでの経験を大学や将来に活かしたいと考えたからです。部活では交通の研究を通して街について考えるなど経済的な視点を活用することもありました。
総合型選抜について知ったのは要項が発表された高3生の夏の終わり頃で、もともと一般入試の対策をしていましたが「せっかく今までやってきたことを活かせるならば」と受験を決めました。
もともと小6生の時に中学受験対策で通っていました。その前は通信教育を受講していましたが、勉強のペース作りのために通い始めました。教室では生で授業をしてもらえるので、授業に沿って勉強を進めることで、確実に力がついていくのを感じました。
中学入学後は大学受験対策を本格的に始める高2生の冬まで、学校での勉強などを自主的に進めていました。受験対策を本格化するにあたって、授業形式に慣れていたことや、実際に中学受験時に効果を感じたこともあり再度Z会の教室に通い始めました。また受験本番まで残り約1年と時間が短かったので、プロ講師のもとで効率的に行おうと思ったことも戻るきっかけとなりました。
英語では、主に阪大の二次試験で重要な長文の読み方を教えてもらったことが役に立ちました。京大・阪大英語(E3L)で長文を読む際に意識するポイントや文章構造について学びました。参考書では身につかない教養の部分も教えてもらえたことがよかったです。英作文の添削では、何度も繰り返したり添削してもらうことで、日本語で一回文章を作成してから正確な英語に訳す、という作業の感覚を掴むことができました。やっていくうちに力がついて成績も上がっていきました。
数学は、もともと学校でもできていたのですが、共通テストの独特な問題形式には自信がなかったので、大学入学共通テスト対策数学(M3D)の講座で独特な問題を時間内に効率よく解くことを学び、だいぶ処理速度があがりました。共通テスト本番でも今までの最高点くらいを出すことができました。
国語では記述問題で解答を書くまでのプロセス(書き方や重要なポイント、得点源など)をしっかり教えてもらいました。記述問題はもともと苦手ではありませんでしたが、添削指導を通して細かな内容や要素の抜けを指摘され、それを意識することで改善していきました。
授業外では教室長が気にかけてよく声をかけてくれたり、励ましてくれたのがとても力になりました。
面接については、「対策をしたら面接の意味がないのではないか」と思いほぼぶっつけ本番で臨みました。それでも質問を予想して答えをなんとなく決めておいたり、アドミッションポリシーを読んで、大学の求める人材などは調べていくようにしました。面接本番は少し緊張しましたが、人と人との会話なので楽しんでやろうという気持ちで受けました。内容は志望理由やグローバルに活躍する人材とはという質問、指定された経済に関する話題について話す、などがありました。
高3生の秋に共通テスト・二次試験の本番が近づいてくる焦りと、夏に頑張ったのにあまり伸びないということに不安を感じることがありました。その時は、ただひたすら何も考えずに勉強をすることで克服しました。同じ時期に勉強量をあげて、二次試験と共通テストの対策をバランスよく行えるように工夫しました。
また部活が9月末まであったので文化祭準備の際は特に両立が大変でした。それでも通学時の隙間時間を活用したり、朝早く学校に行って勉強するようにして時間を確保していました。朝や夜なども時間を工夫して見つけていました。
教科の中では、英語がもともとあまり得意ではなかったので大変でした。特に文法が苦手だったので、自分での勉強と阪大・神大・国公立大英語(E3F)で夏までに固めようと決めて、それを実行しました。このように計画的に行ったことで、秋以降には長文の勉強に集中できるようになりました。文法の学習法ではとにかく復習を繰り返すことが特に効果的でした。テキストや授業の内容をどれだけ自分のものにできるか、を意識して取り組んでいました。
自分の学校は全員が大学受験をするわけではなく、内部進学をする人が多い学校でした。そのような学校では、周りには受験をしない人も多くいると思いますが「受験をすると決めたならそこからしっかり頑張る」というふうに自分の強い意識を持つように意識することが大事だと思います。
自分自身の反省点は、もう少し受験することを早く決めていればもっと余裕を持って勉強できていたのでは、という点です。
Z会の教室 教室長より一言
S.S.さんは自習室に誰よりも来ていました。開室時に自習室を開ける際にはもう来ているということが多かったです。また添削指導なども自分から積極的に講師の元へ行っていました。このようにコツコツ頑張って自分自身の努力で掴み取った合格だと思います。自主的に勉強をしながらZ会の教室を最大限に活用する、という面でZ会にあっていたのではと思います。
合格おめでとうございます!今後のご活躍を期待しております!
先輩たちの合格体験談を参考にして、自分を見つめなおし、自分なりの方策を確立させていきましょう。迷った時は、Z会の教室に相談してください!