【先輩から学ぶ！合格体験記】
京都大学農学部に合格したK.N.さんの体験記です。

2020年1月23日

京大入試は個別試験で挽回可能！

京都大学はセンター試験の比重があまり大きくありません(私が受験した農学部は3分の1でした)。個別試験での挽回が十分に可能です。私自身もセンターで満足がいくような結果は出ませんでしたが、割り切って個別試験に向けた勉強を再開していました。また、センターで良い結果が出た人も、センターの比重が大きいわけではないので、気を抜かず頑張ってください。

 

直前期は実戦的な演習に注力した

個別試験直前のこの時期には、基礎がおおむね身についているはずなので、模試や過去問などを用いて勉強するのがよいと思います。

例えば、理科は自分が苦手なジャンルなどを抽出して時間計ってやるのがおすすめです。また、理系数学は、模試や過去問から6問選んで、セットにして時間を計りながらやってみることが効果的だと思います。それ以外には、いままでに取り組んだ問題の復習も効果的です。

 

英語は、試験当日まで実力を伸ばせる！

私がとくに力を入れていたのは英語です。なぜなら、英単語などは試験当日まで知識を増やせるし、英作文なども頻出表現を覚えることで、比較的最後まで伸びると思ったからです。模試や過去問から知らなかった単語を抜き出して覚えたり、英作文の頻出表現をルーズリーフにひたすら書いたりして、対策を進めました。

そのさい、Ｚ会の京大英語の教材を重宝しました。とくに頻出表現や単語がまとまっている解答解説は、全て覚えるくらい見返すのが効果的だと思います。

個人的な意見ですが、国語はブレが大きいうえ、周りの結果を見ているかぎり、合否に与える影響は限定的かなと思います。たとえ国語で点数がとれなくてもカバーできるよう、ほかの科目を詰めておきましょう。

 

受験生のみなさんへ

今からの１カ月強の期間で、良い方にも悪い方にも大きく変わる可能性があります。長かった受験生活もラストスパートだと思って、悔いのないよう、周りを気にせず、勉強を進めてみてください。みなさんが良い結果を得られることを祈ります。