京大合格体験記「時間を意識した演習はいつから?」(2023年10月号)


 

本番試験の心配事の一つとして「時間内で解ききれるか」があると思います。
1問にじっくり時間をかけて考え抜くのか?それとも時間効率をもっと意識するほうがよいのか?について、いくつか先輩の声をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

京大合格者に聞く「演習の時間意識、どうしてる?」

私個人の意見として、問題(特に数学)は完答することが最も大切だと思うので、中途半端になるよりも時間をかけて確実に完答する力を養う方がよいと思います。一方で、秋以降は時間も限られてきますし本番でも時間制限があるので、「〇分考えて解けなかったら飛ばす」など、自分でルールを設定すればよいのではないかと思います。

1問にじっくり時間をかけることは、特に過去問演習で重要です。私の場合ですが、共通テスト後までは時間を意識して解く必要は無いと思います。それよりも、設問意図を正確に汲み取るための演習を、時間がかかっても繰り返すのがおすすめです。

じっくり取り組むことは続けつつ、土日などを利用して、時間を測って取り組む勉強も並行して行ってください。志望大学別模試までに時間感覚を身につけておくことが大切です。

Z会からのコメント

入試本番では時間戦略も大事になります。しかし今の時期は、じっくり考えながら答案を練る訓練のほうが優先度が高いでしょう。というのも、粘ることで得点できたはずが、この訓練を怠ったがために入試本番で力を発揮しきれなかった…といった事態は避けたいからです。(じっくり演習することは最初は時間がかかるかもしれませんが、繰り返すことで出題の勘所を掴むことや解答の糸口を見つけるスピードは上がっていきます)

 

そうはいってももう10月。解く順番や1問にかける時間などの入試本番での時間戦略は、ある程度もっておきたいでしょう。こちらは本番想定で演習できる模試・予想問題集を、実践の機会とするとよいでしょう。最初の声のように、「〇分考えて解けなかったら飛ばす」などの自分で設定したルールで得点を最大化できる練習を行うのも有効です。

秋からの実戦演習に最適!
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本科:Z会の通信教育 大学受験生向けコース(京大対策)

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特講:Z会の通信教育 直前予想演習シリーズ(京大セット)

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特講:Z会の通信教育 過去問添削

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