東大数学

「東大数学」指導担当者による受験対策アドバイス(夏編)

Z会の東大コース担当者が、夏の「東大数学」の学習ポイントをご紹介。様々な状況をふまえた「この夏にやるべきこと」、合格から逆算した「この夏の到達目標」を解説します。

Z会からのメッセージ

夏は長いようで短いので、「あれも、これも」と欲張りすぎるとすべてが中途半端になってしまいます。どの時期に何をすべきかを理解し、その中で夏にやるべきことをきちんと把握することが大切です。
「夏を制する者は受験を制す」と言います。今回紹介した「夏の東大対策」を着実に進めて、合格に近づきましょう。

この夏にやるべき「東大数学」受験対策

1)苦手分野・苦手単元を克服する

東大数学では入試標準レベル~難問まで、様々な分野から出題されます。数学が得意でつねに満点近く得点できるのならば話は別ですが、多くの場合は、“難易度の低い大問や小問を見極め、得点を効率的に積み重ねる”のが効率的かつ効果的です。

しかし、どの分野の問題が難しいかは年度によって異なりますので、予想することはできません。たとえば、「確率は苦手だから捨てて、他の問題で稼ぐ!」と考える人がいるかもしれませんが、もし、確率の問題が得点しやすかったらどうなるでしょうか?容易に予想できますね!(※しかも、確率は東大数学の頻出分野でもあります)

入試本番までまだ時間がある夏は、「苦手分野・苦手単元の克服」に集中できる絶好の時期です。また、秋以降は過去問の演習を含めて、実戦的な取り組みが中心になります。その準備としても、「苦手分野・苦手単元の克服」は、この時期に行う最優先課題と言えます。

 

2)東大即応型の模試を受ける

8月には東大入試即応型の模試が実施されます。結果や判定の方が気になると思いますが、この時期の即応型模試は、「自分の現在地を知り、今後の目標を立てる」ことを主眼において受験してください。

孫子の兵法に『彼を知り己を知れば百戦殆うからず』という言葉があります。半年後に東大合格を争うライバルたちの中での自分の立ち位置、強みと弱点を知り、対策を立てて本番に備えることで、合格により近づけます。即応型の模試を受けるのはその第一歩と言えるわけです。

 


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