東大化学

「東大化学」指導担当者による受験対策アドバイス(冬・直前期編)

Z会の東大コース担当者が、冬〜直前期にかけての「東大化学」の学習ポイントをご紹介。【今から共通テストまでにやること】【共通テスト後→個別試験本番までにやること】を解説します。

 

今から共通テストまでにやるべきこと

共通テストに必要な力は…?

現行課程になってから、高校化学の全範囲がセンター試験の出題範囲となり、カリキュラム学習が終わってから試験を迎えるまでの時間がとりにくくなりました。これに加えて、共通テストでは、高校化学の学習内容を用いて実験や身のまわりの現象を考察する力が求められるようになります。

とはいえ、教科学習で身につける知識がこれまでと変わるわけではありません。無機や有機の知識は量も多く、どうしても定着に時間がかかります。問題演習を重ねることで、何度も「思い出し」て「覚えなおし」て、を繰り返すしかありません

個別試験対策も兼ねて、教科書傍用問題集や重要問題集などを用いて問題演習を繰り返しましょう。正誤判断問題を中心に、誤りの部分や知識が曖昧な部分に線を引くなどして取り組み、さらに解説を熟読して、覚えていない項目を書き出してみましょう。

知識が一定程度定着してきたら、模試形式の対策問題集などで、共通テスト独自の出題形式を把握しておくとよいでしょう。共通テストは、センター試験以上に、正面から取り組んでいくと不利な場合が見られます。共通テスト仕様の戦術の修得が勝敗を分ける可能性もあります。

     

    共通テスト後〜個別試験本番までにやるべきこと

    近年の東大化学は、再び難化傾向に!

    2017年〜2018年にかけて、東大化学は難度が大きく下がり、分量も減少しました。しかし、かつてほどの難しさはないものの、近年は徐々に難度がリバウンドしてきています。また、分量については、ほぼ2016年度以前と同等といえるまでに戻っています。

    近年の東大化学の特徴は、高校化学で取り上げられる題材を用いつつ、受験生が本当にわかっているかどうかを見抜くような出題が目立つことです。問題演習を通じて、曖昧なところ、不安のあるところは、解説を読むだけでなく、「化学の新研究(三省堂)」などを用いて、理解を確実なものにしておくと効果的です。

    限られた時間内で「理科2科目」の得点を最大化しよう!

    大問数は3題で安定しているものの、すべての大問が中問2問構成、あるいはそれとほぼ同等の小問数になっています。このため、思考力の深さだけでなく、スピードも求められる試験です。煩雑な計算問題を後回しにするなどして、限られた時間内で得点を最大化することを意識して過去問や予想問題に取り組んでください。

    また、理科2科目の試験が同じ時間内で実施されるので、化学1科目にこだわるのではなく、理科2科目で最大得点をめざすことを念頭に、科目毎の着手順序や時間配分を見積もる訓練をしておくとよいでしょう。

    なお、東大理科の解答用紙には、小問ごとの解答欄がなく、大学ノートのように罫線のみが入っています。しかし、問題で特に指示されていない限りは、途中過程を記入する必要はありません。逆に言えば、正確に答えにたどり着かない限り得点は与えられないともいえます。着手する問題を取捨選択する際には、この点も念頭においておくとよいでしょう。

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