東京大学文科二類合格 K.H.さん

【先輩から学ぶ!合格体験記】
東京大学文科二類に通うK.H.さんの体験記です。

●東大個別試験対策は、センター対策にもなる

東大入試においては、あくまでも本命は個別試験なので、私はセンター1週間前まで、勉強時間のうち8割ほどを個別試験対策にあてていました
また、知識レベルとしてはさほど乖離がないので、東大個別試験対策はセンター対策にもなります

 

●危機感をモチベーションにして、個別試験へと切り替える!

センター試験とほぼ同じ内容が私大入試で出題されることもあるので、センター試験の内容はしっかりと復習することをおすすめします。
また、私の場合、センター明けの次の日に東大の過去問を友達と解くことで、個別試験に向けて気持ちを切り替えることができました。

私は、センター試験で740点でした。
ただ、東大入試において、センターは個別試験1科目分程度の配点しかありません。
そのため、多少失敗しても何とかなると捉え、「合格者最低点まであと何点ぐらい必要か」「そのためには各科目何点必要か」を考えました。
このように冷静に考えていると、「やるしかない!」と思いました。

センターの結果で落ち込んでいるなら、それは「本来それ以上の点数がとれる実力を持っている」ということです。
危機感は、最高のモチベーションに変えられるはずです。

 

●知識事項は「書いて覚える」

社会については、過去問で知識の抜けを確認し、それに関連する知識をまとめてルーズリーフなどにメモしていました。
これをたびたび見返し、試験開始ギリギリまで確認しました。

古文・漢文は、単語帳を毎日40分確認し、1カ月で1周したうえで、まだ覚えていない単語を書き出して覚えました。
現代文については、週に1度の過去問演習で対策を進めました。

時間配分が重要な英語は2日で1年分の演習になるように毎日取り組みました。リスニングは試験1カ月前から1日5問ずつ毎日取り組んでいました。

 

●自分の現状を確認し、できるものを確実に

数学は解き終わっていた問題集にもう1度取り組みました。その際、実際にもう1度解くのではなく、回答の方向性をイメージして書き出し、それと答えを比較したうえで、相違点をまとめるだけにとどめました。このやり方により、短期間で解き直しを終えましたが、これだけだと計算力が落ちてしまうので、『数学の計算革命』という参考書を使って、計算処理を毎日練習していました。

また、科目にかかわらず言えることですが、受験に失敗するファクターの大部分は、できるはずのものができないことです。
自分の現状(自分は今、何ができるのか)を確認することも重要だと思います。

 

●受験生のみなさんへ

現役時代の今ごろ、「私は志望校に求められるような人材ではない」と勝手に考えていました。
「受かるべき人はもうすでに必要な学習は終わらせている」「今更頑張るのは無駄だ」と。
しかし、そんなことはありません。直前に取り組んだことは、本番の点数に直結します

これまでの受験勉強。
長かったと感じる人もそうでない人も、楽しかった人も辛かった人も、ゴールまであと少しです。

マラソンでゴールが見えてくると、急にワクワクしてきませんか?
今からダッシュすれば、東大合格というゴールに辿りつけるかもしれません
道を間違えず、最後まで全力で!

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