地理総合,地理探究 – 2026年度共通テストの分析&対策の指針

投稿日時:2026年1月18日

Z会の大学受験生向け講座の地理担当者が、2026年度の共通テストを分析。出題内容やカギとなる問題の攻略ポイントなどを解説します。 

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共通テスト「地理総合,地理探究」の出題内容は?

まずは、科目全体の傾向を把握しましょう。分量、問題構成などを解説します。

試験時間と配点

時間 / 配点:60分 / 100点


全体の傾向

●大問数は6題、小問数・解答数は30で2025年度と同じ数であった。

●2025年度と同様、すべての問題で資料が使用されている。資料の種類は、統計グラフ・統計表・地図・地形図・写真など多岐にわたり、複数の種類の資料が提示された問題も見られた。

●大問テーマは、2025年度から大きな変化はなく、これまでの共通テストでも見られたテーマが出題された。地理総合分野では生活文化、地域調査が出題された。

●出題形式は、全問題の半分以上の21問が組合せ形式の問題であった。二文正誤、三文正誤の組合せ問題は見られなかった。また、単答問題、正誤問題はすべて4択問題であった。

●基礎的な知識をもとに解答する問題が多く、難易度は標準的であった。但し、資料や組合せ形式の問題の多さから、解答には時間がかかる。時間内に解き切れるよう、スピード感と確実な読解力が求められた。


大問別の配点、テーマ・分野
第1問(配点:13点) 【地理総合】乾燥・半乾燥地域の生活文化の多様性
第2問(配点:12点) 【地理総合】津軽平野と周辺地域の地域調査
第3問(配点:21点) 【地理探究】世界の自然環境と自然災害
第4問(配点:17点) 【地理探究】衣料品類の生産、流通、再利用・再資源化に関する探究
第5問(配点:20点) 【地理探究】人口と都市
第6問(配点:17点) 【地理探究】ドナウ川、ナイル川、メコン川流域地誌

地理総合,地理探究の「カギとなる問題」は?

次に、「カギとなる問題」を見てみましょう。合格点をとるうえで重要な問題を取り上げ、攻略ポイントを解説します。

第1問問4

アジア周辺における家畜の分布に関する問題である。牛と羊の分布については判定しやすいが、ヤギの飼育頭数の増加の要因については、見慣れない内容で判断がしづらかったと思われる。


第2問問4、第3問問2

いずれも北半球と南半球の自然環境の違いがグラフ判定のポイントであった。提示された国名・地域名から自然環境の共通点や相違点を考えながら判断したい。


第4問問2

日本の繊維工業の変遷に関する問題である。資料1の説明文をヒントにし、化学繊維と綿紡績の規模の違いや事業所数の変化を読み取れたかどうかがカギであった。


第5問問4

ニューヨークとデトロイトの職業別就業者割合に関する問題である。都市圏の規模や、デトロイトの都市再生への取り組みなどから、グラフの項目を選べたかどうかがカギであった。


第6問問3

オーストリアにおける、ドナウ川周辺の国境を通過する貨物輸送に関する問題である。上流側、下流側に接する国の経済状況や、モータリゼーションの進展などから判断できたかどうかがカギであった。


攻略へのアドバイス

最後に、次年度以降の共通テストに向けた攻略ポイントを確認しましょう。「地理総合,地理探究」で求められる力をふまえて、必要となる対策を解説します。以下の点を意識して学習に励みましょう。

早めの基礎知識の定着をめざす

共通テストでは、高校地理の幅広い分野からの出題が見られる。高3の夏休みの終わりまでに高校地理の学習範囲を終えたい。単純な知識問題は出題されない傾向にあるが、教科書の本文で太字となっている用語や地名・位置は最低限押さえるようにしよう。


日頃から資料に目を通す

土台となる知識量や地図・統計図表といった資料の読み取りが中心である点は、これまでと変化がないが、扱われている資料は初見のものが多く、多様になっており、資料の読解が複雑化している。さらに、グラフの指標だけでなく凡例についても答える問題や、地図で具体的な場所が示されない問題、複数の資料から経年変化を読み取らせる問題など、事前の資料学習の成果が発揮される出題が見られる。基本となる位置関係や分布が思い出せるよう、授業や演習で登場した地名・地域や内容について、日頃から地図帳や資料集で位置や範囲を確認しておくとよいだろう。


共通テスト特有の問題形式に慣れる

秋以降は、共通テスト特有の出題形式に慣れるため、模試形式の演習に多く取り組み、資料読解力を鍛えるよう心掛けたい。「地理総合、地理探究」では組合せ形式の問題が多い。すべての項目で正しく解答する必要があるため、解答のポイントを理由付けて考えられるようにしたい。また、共通テストでは、多くの設問文や資料文を読み解く必要があるが、これらが解答を考えるヒントとなっていることもあるため、素早く、正確に読解する力も身に付けておこう。


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