指導担当者による大学入学共通テスト対策アドバイス

Z会の指導担当者による大学入学共通テスト対策アドバイス

Z会では、初年度の試験はもちろん、試行調査の問題も含めて継続的に分析を行い、「共通テストで求められる力」「必要な対策」を見出してきました。この特集では、そんなZ会が公開してきた記事をご紹介。共通テストの特徴や科目別対策法などを解説した記事をぜひご覧ください。


共通テストの全体像

共通テストでは、「思考力」や「知識を活用する力」が求められる

共通テストが導入された背景にはこれからの世の中の変化を見すえ、高校や大学での学びのあり方を見直す大学入試改革の流れがあります。従来のセンター試験での観点に対し、受験生の思考力や判断力、表現力をより適切に問う出題に改めようと検討が進められました。

教科書で学習した知識や考え方をそのままのかたちで問うのではなく、問題文や資料と結びつけ、より深く考察するのが共通テストの特徴です。

共通テストは国公立大入試には必須、私大入試でも共通テスト利用が増加

国立や公立の大学を志望する受験生にとって共通テストは基本的に必須で、最初の「関門」と位置づけることができます。一般選抜の場合、大半の国公立大学では共通テストの結果と、各大学が実施する個別試験(2次試験)の合計で合否が判定されます。共通テストの成績で第1次段階の選抜をおこない、一定のラインをクリアしないと個別試験を受けられないという大学もあります。

私立大学をめざす受験生にとっても共通テストは重要です。さまざまな形態の入試がおこなわれ、たとえば一般選抜と共通テストを利用する入試の両方を実施する私立大学も少なくありません

また、学校推薦型選抜や総合型選抜など一般選抜以外でも、共通テストを受けて一定の基準をクリアすることを求める大学もめだちます。

令和7年度入試よりいくつかの変更点あり

共通テストが次に大きく変化するのは2025年で、現在の高2生がはじめて受験することになりそうです。2022年4月から高校で新しい学習指導要領が全面実施されることから、その内容に沿うかたちに共通テストも刷新。新指導要領で新たに設けられる教科の「情報」が追加され、地理歴史・公民では科目編成が見直されます

中高生のみなさんは共通テストに対応できる力をしっかり身につけることを目標に掲げ、その実現をめざしてほしいと思います。

教科別対策アドバイス

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