歴史総合,世界史探究 – 2026年度共通テストの分析&対策の指針
投稿日時:2026年1月18日
Z会の大学受験生向け講座の世界史担当者が、2026年度の共通テストを分析。出題内容や「カギとなる問題」の攻略ポイント、次年度に向けたアドバイスなどを詳しく解説します。
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共通テスト「歴史総合,世界史探究」の出題内容は?
まずは、科目全体の傾向を把握しましょう。分量、問題構成などを解説します。
試験時間と配点
時間 / 配点:60分 / 100点
出題内容
●大問数は5題で、第1問は歴史総合から、第2問〜第5問は世界史探究からの出題であった。小問数は32問で、2025年度と同様であった。
●第1問の設問には、世界史探究の学習範囲の知識のみでは正解を導き出せない設問も含まれており、歴史総合の学習範囲の対策が必要である。
●すべての大問で、文献や地図・統計資料・図版といった資料とそれに基づく説明文・会話文が提示され、知識と資料読解・文章読解を組み合わせた考察を必要とする問題が多く出題された。資料の丁寧な読み取りが必要であり、設問数に対して制限時間が厳しい出題であった。
●地域は、各地域から概ねバランスよく出題された。
●時代は、第1問が歴史総合からの出題であることもあり、近代以降の比重がやや大きめではあるものの、概ね満遍なく出題された。
●出題分野としては、政治史からの出題が多かったが、社会・経済史、文化史からの出題も見られた。
大問別の配点、テーマ・分野
| 第1問(配点:25点) | 【歴史総合】近現代における都市の変容 |
|---|---|
| 第2問(配点:21点) | 【世界史探究】様々な法のあり方とその運用 |
| 第3問(配点:18点) | 【世界史探究】歴史に触れるきっかけと歴史を伝える手段 |
| 第4問(配点:18点) | 【世界史探究】様々な「帝国」のあり方 |
| 第5問(配点:18点) | 【世界史探究】税制度と社会変容 |
歴史総合,世界史探究の「カギとなる問題」は?
次に、「カギとなる問題」を見てみましょう。合格点をとるうえで重要な問題を取り上げ、攻略ポイントを解説します。
第2問 問4
歴史上の個別の事例の中には、授業で学んだ一般的な傾向には合致しないものがあるという事実に着目させる問題であった。資料や会話文から出題者の意図を的確に読み取ることがカギとなった。
第4問 問1
空欄補充は資料中に登場する「インペリウム」という言葉の意味について考察する内容であった。設問文と自分の知識だけで解こうとすると失敗するので、手間を惜しむことなく、必ず資料・会話文を熟読した上で解答すること。
第5問 問3
経済学者リストの主張を理解した上で、同様の考えや背景があると推測される事例を選択するという、段階を踏んだ思考が求められる出題であった。用語の丸暗記にとどまらず、歴史的な背景や社会の状況を踏まえて内容を深く理解しておくことがカギとなった。
攻略へのアドバイス
最後に、次年度以降の共通テストに向けた攻略ポイントを確認しましょう。「歴史総合,世界史探究」で求められる力をふまえて、必要となる対策を解説します。以下の点を意識して学習に励みましょう。
教科書の全範囲にわたる盤石な知識を身につける
共通テストの歴史総合、世界史探究は、資料が多用される独特な出題形式であるものの、必要とされる知識は教科書・用語集レベルの標準的なものである。但し、様々な時代・地域から幅広く出題されるため、抜け漏れなく知識を身につけておく必要がある。とくに、どの時代の、どの地域の事項なのかという点をしっかりと押さえることが重要である。また、実戦的な問題に取り組み、身につけた知識を問題に応じて迅速かつ確実に引き出す練習もしておきたい。
様々な資料の読解に慣れておく
共通テストでは、文献や地図・統計資料・図版といった様々な資料が提示される。提示される資料の多くは、教科書では扱われない初見の資料であり、資料の読解に時間を取られやすい。初見の資料でも落ち着いて、手早く読解のポイントを探し出せるように、日々の学習の段階から教科書や資料集などで資料を確認して、資料読解に慣れることを心掛けておきたい。
歴史事項の背景や影響といった因果関係を意識する
共通テストでは、特定の歴史事項の知識を問う問題だけでなく、歴史事項の背景や影響といった因果関係や、事項の推移を考えさせる問題が出題される。用語のみの表面的な知識だけでなく、教科書の文章を隅々までしっかりと読み込むことで、事項同士のつながりや因果関係も確実に理解しておきたい。
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