国語 – 共通テスト(2021年度)の分析&対策の指針

共通テスト_国語

Z会の大学受験生向け講座の国語担当者が、2021年度の共通テスト(第1日程)を分析。分析速報として、出題内容や「カギとなる問題」の攻略ポイントを解説します。

共通テスト「国語」の出題内容は?

まずは、科目全体の傾向を把握しましょう。分量・問題構成などを整理し、難度(センター試験や試行調査と比較してどう変化したか)を解説します。
試験時間と配点

時間 / 配点:80分 / 200点

全体の傾向

評論・小説・古文・漢文の全四題の出題という形式はセンター試験と同様。

試行調査で見られたような、図表やグラフなど文章以外の資料や、実用文の読解など、従来のセンター試験とは異なる問題文出典レベルでの大きな形式変化はなく、従来のセンター試験の形式を踏襲した出題も多かったが、情報を整理・統合する力を問われる新傾向の出題も見られた

問題文の広い範囲に目配りし、各選択肢を丁寧に吟味する力が問われたが、試行調査および従来のセンター試験と比較しても、難易度・負担感ともに標準的な出題であった。

試行調査で重視されていた「情報を整理し的確に把握する力」は各大問中でさまざまな形式で問われていた。共通テスト形式の演習経験を積んでいた受験生であれば、実力を発揮できただろう。

 

国語の「カギとなる問題」は?

次に、国語で「カギとなる問題」を見てみましょう。共通テスト特有の問題や、合格点をとるうえで重要な問題を取り上げ、攻略ポイントを解説します。
第1問(評論) 問5:

本文の内容に加えて生徒が作成した【ノート1】~【ノート3】の資料がそれぞれ提示され、とくに(iii)では【ノート3】で引用された芥川龍之介「歯車」の一節を、本文中の「私」のあり方も踏まえて考察することが求められた。目新しい形式の出題であっても、本文・引用文中の根拠となる箇所に正しく着目したうえで、誤りを含む選択肢を消去して正解を吟味することが変わらず重要となる。

第2問(小説) 問6:

問題文で取り上げられた小説に対する批評が【資料】として提示された。一つの作品に対する複数の見方が存在する、という「文学的文章」の性質を体現した新傾向の出題といえるだろう。とはいえ、批評文も論理的でわかりやすく、設問もオーソドックス。丁寧に資料と選択肢を読むことができれば、正解は導ける。

第3問(古文) 問5:

和歌のやりとりについて、ほかの作品を引用し解釈させる設問であり、複数文章の内容を照合する必要のある出題であった。資料・問題文と幅広く目配りし、各選択肢を丁寧に吟味する必要がある

第4問(漢文) :

試行調査でも見られた、同一テーマを扱った二つの文章から出題され、問6はそれぞれの文章の共通性を抽出して題意を読み取り、選択肢を吟味する必要があった。その他の問題は字義や文法ルールに沿って丁寧に取り組めば自ずと選択肢の正誤判断が可能なため、第4問での取りこぼしは最小限にとどめたい。

 

「詳細分析」は後日公開!

今回の「速報」の内容に、以下を追加した「詳細分析」を、2月上旬に公開予定です。

大問・設問形式別のポイント(問題の概要・難度など)を整理!初年度の共通テストから見えてきた共通テストで求められる力を解説!次年度に向けて必要な対策をアドバイス!

詳細分析を読めば、「初年度の共通テストの傾向」だけでなく「次年度の共通テストに向けて何をすべきか」もまるわかり

詳細分析は本ページにて公開予定です。公開までしばらくお待ちください。

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