単元学習を終了した生徒を対象とし、難度の高い問題に取り組みながら「採点者に伝わる答案の作り方」などのアウトプット力を養う講座です。
3つの特長
特長①
「伝わる答案」に導く質の高い添削指導
高校数学では、単に正解を出すことよりも、答えを導き出す過程そのものが重視されます。本講座は、“問題は解けて答えも出せているが、その過程をうまく表現できない” 生徒に対して、答案の適切な書き方の“お作法”を学んでいただくことを主眼としています。Z会の質の高い添削指導を通じ、十分な論理性を備えた答案、過不足なく採点者に伝わる答案の作り方を学べます。
答案の書き方については3段階(A~C)で評価を行い、「得点が高くても評価はB」というように、表現面への意識を促すような設定になっています。
特長②
習熟度に合わせた課題に取り組める
「スタンダード」(教科書章末レベル~入試基礎)と「ハイレベル」(入試基礎~入試標準)の2レベルから、生徒の習熟度に合わせてお選びいただけます(一部の課題はハイレベルのみ)。
実力テストを受ける前に「スタンダード」で採点者に伝わる答案の書き方を学習し、テスト後の復習・補強として「ハイレベル」に取り組む、といった方法も効果的です。
特長③
貴校のご都合に合わせた実施が可能
実施時期・課題数が自由に選べるので、貴校のご都合に合わせてご利用いただけます。1課題30分~40分で取り組める内容・分量としていますので、授業内でテストとして実施したり、家庭学習用として課したりと、柔軟にプログラムを組むことが可能です。
導入事例
導入事例
神奈川県
神奈川県立横浜翠嵐高等学校
田邉 大樹 先生
〈取り組み概要〉
高校1年生:2次関数 ハイレベル 333名 ※田邉先生担当学年
高校2年生:場合の数と確率 ハイレベル 274名
その他導入例
休暇中の課題として
問題集を解き進めてノートを回収するスタイルでは、演習量の確保はできても、各生徒の答案作成能力を確認したり、丁寧な添削指導を行ったりすることは困難です。
本講座を休暇中課題の総まとめとして利用することで、「表現力」に対する評価が明らかになり、今後の学習におけるポイントが明確になります。
模試や定期考査の復習として
模試や定期考査を実施しても、その後の復習までは行き届かないことが少なくありません。
各試験で生徒の苦手な単元を明らかにした上で本講座に取り組むことで、機会を逃さず効果的に復習することができます。
特にZ会の実力テスト「中学・高校アドバンスト」を受験している学校では、テストの実施前後に記述力をつける目的で導入をご検討いただけますと幸いです。
課題について
大学入試の記述式問題で出題が多い単元について、課題をご用意しております。
単元 | スタンダード | ハイレベル |
---|---|---|
2次関数 | 〇 | 〇 |
図形 | 〇 | 〇 |
整数 | 〇 | 〇 |
場合の数と確率 | 〇 | 〇 |
図形と方程式 | 〇 | |
微分・積分の考え | 〇 | |
数列 | 〇 | |
ベクトル | 〇 |