Z会の東大コース担当者が、夏の「東大生物」の学習ポイントをご紹介。様々な状況をふまえた「この夏にやるべきこと」、合格から逆算した「この夏の到達目標」を解説します。
この夏にやるべき「東大生物」受験対策
1)未履修の範囲も含めて、教科書を通読する
これから学ぶことの大枠を確認して、生物の全体像をつかんでおきましょう。このとき、それぞれの生命現象について、図説も活用して関連分野を確認したり、他の生命現象との類似点と相違点を考えたりしながら読むとなおよいでしょう。
より効率的な東大対策を行うために、Z会の[本科]東大コース「生物」では、単元を超えた独自の切り口で生命現象を取り上げ、各単元の重要事項と絡めて説明しています。分野横断的な視点を意識して学ぶことで、知識の運用力の基礎を身につけていきましょう。
2)考察の論述問題に取り組む
東大生物では、考察の論述問題を中心に出題されます。また、問題量に対して試験時間が非常に短いため、グラフから短時間で要点を抜き出し考察を進める、いわば知識の運用力が問われます。
ただし、夏の段階で完璧を目指す必要はありません。東大に合格した先輩たちも、「まずは、時間をかけても論述しきれる力を身につけることが大切」とアドバイスしています。
この夏の到達目標 -東大生物攻略のために-
まずはこの2つを意識して夏の学習に取り組むことをおすすめします。
1度教科書を通読しておこう!
教科書に太字で書いてある単語について、自分のことばで説明できるようになることをめざしましょう。各生命現象について、関連分野とのつながりを確認すればさらに実力がつくはずです。
考察問題を解き切ったという経験で自信をつけよう!
時間がかかっても、解答解説で少しのヒントを得ながらでも、自分の手で最後まで解答を作成したという経験をつくり、自信をつけましょう!
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◯Z会の添削問題は自宅学習でしにくい記述対策もしやすく、役立ちました。実践的で、質の高いコメントが得られる演習の機会は貴重でした。(東京大学理科一類)
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<科目担当者からのメッセージ>
生物の対策を効率よく進められるように、この夏やっておくべきことと達成しておくべきゴールについてお伝えしました。学習時間を確保しにくい科目ですが、コツコツと実力を身につけていきましょう。
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