東大生物

「東大生物」指導担当者による受験対策アドバイス(冬・直前期編)

Z会の東大コース担当者が、冬〜直前期にかけての「東大生物」の学習ポイントをご紹介。【今から共通テストまでにやること】【共通テスト後→個別試験本番までにやること】を解説します。

 

今から共通テストまでにやるべきこと

共通テストの生物の特徴

共通テストの生物は、以下のように個別試験に近いところがあります。

  • 共通テストでは分野を超えた知識やその運用が問われる
  • 典型的でない計算問題などの、「数学的な手法を活用して分析し解釈する力を問う問題」が出題される。
  • 「受験者にとって既知ではない」題材が出題される。

Z会の共通テスト対策教材(通信教育講座「共通テスト攻略演習」・書籍『実戦模試⑩生物』)は以上の点をふまえて編集していますので、ぜひご活用ください!

 

共通テスト対策は、個別試験対策にもなる!

もちろん、個別試験対策として、書いて答える形式の問題演習に取り組むことは必要です(生物用語の漢字が思い出しにくくなります!)。ただ、共通テスト対策は個別試験にもつながっています

例えば、共通テスト型の演習で、知識があいまいな分野が見つかることがあります。そのさい、解説をしっかりと読み、初見で捉えられなかった考え方を整理して見直すことは、共通テスト対策であるとともに、個別試験に向けて必要な力を養うことにもなります

 

共通テスト後〜個別試験本番までにやるべきこと

知識の確認、考え方は共通テスト攻略に通じますので、追加で必要な対策として、以下の2つにしぼって仕上げましょう!

端的に記述するための論述力の確認

考察論述問題では、設問文を注意して読み、与えられた条件を踏まえて、問われていることに答える簡潔な論述を意識してください。

東大では2〜3行(70~105文字)といった比較的短い論述を中心に、非常に多くの設問が課されます。端的にまとめることが求められている上に、書き直しを行う時間はほとんどありません。「解答の方針」や「論述に入れる要素」を固めた上で書き出し、一度で書ききれるように練習を積み重ねてください。

過去問を踏まえた時間配分

東大入試の理科は2科目あわせて150分です。生物以外の1科目の選択科目の出題傾向や、自分の得意不得意を踏まえて、得点を最大化するように考えます。

生物は、リード文が長くかつ設問数も多いため、時間内にすべて解答することは難しいです。そのため、設問の内容を一通り確認した上で、取り組みやすい問題を確実に見分けて落とさないことが大切です。共通テスト後はとくに時間を意識した問題演習を重ねましょう。

Z会の通信教育の[特講]過去問添削[特講]直前予想演習シリーズは、添削者による丁寧な添削指導付き。論述力を強化し、時間配分などの戦略を立てるうえで、お役に立つことでしょう。

 

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