自宅で学べるＺ会は、合格の“質”が違います。

「自分に合った勉強法」「学校での活動」「家族との時間」。
Ｚ会を利用して、小学生らしい生活を大切にしながら志望校合格を勝ち取った体験談をご紹介します。

2025年度合格者の声

麻布中学校合格

地方に住みながら、Z会だけで乗り越えた中学受験
志望校への強い思いを貫き、見事合格

I・Rさん
（保護者の方のお話より）

転居を見越し、「同じ仲間と過ごしたい」との思いから中学受験を決意

地方に住んでいますが、数年後に東京へ転居する予定で、「中学・高校では同じ仲間と過ごしたい」という本人の意向があったため、5年生の頃に中学受験をすることに決めました。東京から離れている地域なので地元の塾に通うことは検討せず、小学1年生の頃から受講していたZ会を中学受験コースに切り替えることにしました。麻布中学は祖父の出身校で、卒業後も生徒同士の仲が良いと聞いていました。息子の趣味である将棋が強い学校ということもあり学校見学に行ったところ、校風が合っていると感じ志望するようになりましたが、難関校である麻布中学を目指すには時期が遅かったので、「覚悟をもって取り組めるか」を本人に確認したうえで、本格的な勉強を始めました。

つまずきながらも決して諦めず、すべきことをやり続けた受験勉強

それまで中学受験の勉強はしたことがなかったので、学習についていけるのだろうかと心配していたのですが、決められたスケジュールにそって着実に進めていました。3年生から受験勉強をしている人に比べると後れをとった形にはなりますが、Ｚ会のテキストでは同じ単元を何度も学習するので、5年生からの学習でも学び切れないということはありませんでした。加えて自宅での学習だったので、周囲との差を必要以上に感じることもなく、自分のペースで落ち着いて学習することができていたように思います。わからない問題に苛立つ様子もありましたが、理解できるまで何度も授業映像を見返していました。テキストや授業映像を見てもわからない時や、学習のコツを知りたいときには「質問相談」の制度も利用し、アドバイスを求めるなど、とにかくＺ会をフルに活用していました。受験直前期を除いては一人で学習を進めていましたが、壁にぶつかりながらもくじけることなく、ひたすら努力を重ねることができていたのは、「麻布中学に進学したい」という強い意思が一度も揺らぐことがなかったからだと思います。

揺るぎない意思で走り抜き、見事志望校に合格

6年生になり、模試を受けた際にはなかなか良い結果が出なかったのですが、志望校を変えるという気持ちはありませんでした。親子共に「志望校に縁がなければ、母の母校である公立中学に進学すればよい」と思っていたので、最後まで弱気になることなく麻布中学に向けて全力で走り切ることができました。

試験会場では大手の塾の鞄を持った受験生や応援の人たちを目にして、地方でＺ会だけでやってきたけれど本当に大丈夫かと、親はふと不安になることもありましたが、試験が終わって出てきた息子の自信に満ちた様子に、手ごたえがあったのだと感じました。受験を終えて戦いから解放された様子はありますが、「中学からは英語を頑張らなければ」とすでに新しい目標に向けて勉強を始めています。自分が惚れ込んだ学校で、勉強も部活も友達作りも自由に楽しんでもらえればと思っています。

 

四天王寺中学校合格

1年生からやり続けたコツコツと学習する習慣
すべてをやり切る経験からつかみとった合格

O・Mさん
（保護者の方とご本人のお話より）

特色ある中学に魅力を感じ、中学受験を検討

小学1年生の時に学校から配布された公立中高一貫校の案内資料を見て、特色ある中学校がいくつもあることを知りました。娘も陸上や体操など部活に力を入れている中学校が紹介されているのを見て興味を示したため、さまざまな中学について調べ始めました。

2年生の頃に受けた他塾の模試は親から見ると良い出来だったのですが、本人は間違えた問題があったことを悔しがっていました。この出来事を通して勉強に向いているのではないかと感じ、レベルの高い学校の受験についても考えるようになりました。当時はコロナ禍だったこともあり通塾はせず、1年生の頃から続けていたＺ会にコツコツと取り組み、学力の土台を築くことに注力しました。

小学生らしい生活と受験との両立を意識してＺ会を選択

娘はエレクトーンやスイミングなど複数の習い事をしていたので、習い事と受験勉強を両立させるにはＺ会が最適だと判断し、3年生からは中学受験コースに切り替えて自宅での学習を続けました。Ｚ会の教材は順番を入れ替えたり飛ばしたりせず、もれなく取り組むことを心がけ、解けなかった問題はもう一度やり直すようにしました。苦手な算数については解き直しに加え、月例テストで点数が取れなかったところや平均点と乖離しているところは半年後にまとめてやり直すようにして、弱点を克服できるように努めました。

小学生のうちは長期的な視点でのスケジュールを自分で組むことは難しいと考えたので、親が受験までの期間から逆算してやるべきことを考え、それを直近1カ月、1週間のスケジュールへと落とし込み、Ｚ会と習い事の予定を整理して日々のやることを洗い出してあげていました。娘は小さい頃から自分で机に向かえる子だったこともあり、習い事で忙しいなかでも決められたスケジュール通りにコツコツとＺ会の学習を続け、着実に力をつけていったように思います。

妥協なき志望校選びとたゆまぬ努力で納得の結果に

6年生になると、入試日程が重なる四天王寺と神戸女学院を中心に、12校ほどの学校見学に親子で参加しました。本人が実際に見て気に入った四天王寺を受験することに決めたうえで、さらにレベルの高い中学にもチャレンジしてみることについて親子で相談して決め、受験に向けて準備を始めることにしました。これらの中学を目指すにあたり、算数の補強の目的で、夏からは塾にも通い始めました。通塾の開始はまわりに比べて遅かったのですが、それまでＺ会で地道に学習を続けていたので、長く通っている塾生と大きな差はなかったように思います。

結果的にはもともと本人が希望していた四天王寺に合格することができました。本人も納得したうえで志望校を決め、最後まですべてを出し切って努力することができたので、後悔なく受験生活を終えることができました。Ｚ会を通して、コツコツと継続する経験や時間をかけてじっくりと問題を解き切る経験ができたことで、努力が結果につながることや、自分で答えを導き出すことの大切さを知ることができたように思います。

 

海城中学校合格

習い事と両立するためにＺ会を選択
つらい時には目標を思い出し、何度も奮起してやりぬいた中学受験

M・Yさん
（保護者の方のお話より）

「人工芝のグラウンドでサッカーをしたい」と受験を決意

息子は小さい頃からサッカーを習っていて、中学ではサッカー部に入り人工芝のグラウンドで練習をしたいと希望していました。本人の希望を叶えるには私立の中学に進む必要があるため、3年生の2月頃に中学受験をすることを親子で決めました。初めは塾に通ってみたのですが、週7日練習や試合があるサッカークラブとの両立が難しく、スケジュールに融通が効く通信教育での受験勉強に切り替えようと、Ｚ会の受講を始めました。

限られた時間の中で、我が家なりの工夫で乗り越えた受験勉強

サッカーの他にも水泳やそろばんを習っていたため、5年生まではとにかく時間の制約が大きく、スケジュール調整には苦労しました。タブレットや『毎日練習ブック』を外出先に持ち歩き、すきま時間ができたら取り組むようにしたり、授業映像の内容はなるべく一度で理解し、定着するように、サッカーの練習に行く前に見て、帰ってきて夕飯を済ませた後に授業映像で習った内容を母に説明する、ということをルーティンにしたりと、我が家の生活スタイルに合った方法で、工夫して取り組んでいました。また、苦手な分野の練習問題などは忙しい中でも解きっぱなしやわからないままにしないよう、一度解いた問題を1カ月後にもう一度解いて、その時に間違えた問題はさらに1カ月後にもう一度解いてみるというようにして、学習したことが確実に身につくよう意識して進めていました。

一人で勉強しているため、解けない問題に直面するとイライラしている様子もありましたが、体を動かすとすっきりするようで、いったん手を止めて外を走ってからまた机に向かうなど、自宅学習ならではの気持ちの切り替え方を実践していました。また親が教えようとするとどうしてもけんかになってしまうため、わからない問題については親は関与せず、Ｚ会の「質問相談」の制度を利用し、自分で解決してもらうようにしました。質問した問題に対して丁寧な解説をしてもらえたので、本人もきちんと理解できたようでとても助かりました。

「何のための受験なのか」を最後まで忘れずに走り切り、志望校合格

忙しい中での受験勉強だったので息子自身は何度も心が折れそうになっていましたが、そんな時には「人工芝のグラウンドで思い切りサッカーをしたい」という目標を一緒に思い出し、もう一度頑張ろうと気持ちを奮い立たせました。そうして最後までできる限りのことをやり切って臨んだ入試当日。本人は手ごたえがあったようで、試験後は「大丈夫そう」と一言。その後の合格の結果も冷静に受け止めていました。自分の望む環境を手に入れたことに加え、一つの目標に向かって努力し、あきらめずに最後までやり切れた経験は、息子のこれからの人生にとって大切な財産になったと思っています。

 

鎌倉学園中学校合格

家族で一丸となって乗り越えた中学受験
最後まで自分のペースを貫き、志望校に合格

T・Hさん
（保護者の方とご本人のお話より）

「落ち着いて学習できる環境にいたい」との思いで、中学受験を決意

3つ上の姉が中学受験をして私立中に進学したことをきっかけに、中学では自分も学習に集中できる環境にいたいと、本人が受験に興味を持つようになりました。母がもともと中学受験にあまり興味がなかったことと、本人が野球の練習で忙しかったことから、ひとまず姉が使っていたＺ会をやってみて、100点を取ることができたら考えよう、と小学生コースの受講を始めました。Ｚ会を続けながら迎えた4年生の終わり頃、本人から「本気で中学受験をしたい」との申し出があり、中学受験コースに切り替えることにしました。

自宅から通学可能な範囲でいくつかの中学を調べ、実際に見学に行くなかで、鎌倉学園はさまざまなタイプの生徒が仲良く過ごしている雰囲気や整った校内の様子が感じられ、本人の「落ち着いて学習をしたい」という要望に最も合っている学校だと感じました。また、中学入学後も野球を続けたいという意向もあったので、野球が強いという点で本人もとても気に入った様子でした。

受験勉強の難しさに直面し、家族で一つひとつ課題を解決

4年生の1月まで、小学生コースでは順調に学習を進めていましたが、中学受験コースに切り替えた途端、テキストや月例テストが難しく、つまずいてしまいました。返却された月例テストの結果には容赦なく現実を突きつけられましたが、強い思いをもって決めた中学受験だったこともあり、月例テストは毎月必ず提出し、テキストで間違えたところはノートにまとめ直すなど、地道に学習を続けました。国語は記述に課題を感じており、自分ひとりではどこをどうすればよいのかわからない様子だったので、母が一緒に考えました。算数は中学受験ならではの内容もあるため、応用問題や発展問題は受験を経験した姉に質問をしたり、父にも参戦してもらったりしながら取り組んでいました。最後まで塾には通わずにやり遂げた中学受験でしたが、家族一丸となり乗り越えることができたと感じています。

最後まで集中を切らさず、平常心でつかみ取った志望校合格。

自宅での学習だったので、親はたびたび不安になることがありましたが、6年生の夏休み前にあったＺ会のオンライン保護者会では、受験までのタイムスケジュールを共有してくれたり、わからない算数の問題は飛ばしてもよいとアドバイスをしてくれたりしたことで、安心して目の前の息子のサポートに集中することができたように思います。受験直前は学習時間が増え、休みの日はほぼ一日中机に向かっているような状況でしたが、息子自身は受験直前まで取り乱したりする様子もなく、自分のペースを保って集中していました。受験当日も緊張や焦りを感じることなく、平常心で挑むことができたようです。

小学生というまだ親離れをしていない時期に、ああでもないこうでもないと家族みんなで悩み、乗り越えた経験は、親にとっても大変貴重な経験となりました。息子自身は、中学受験をしたいという意思を貫き最後までやり切る経験を通して、大きく成長することができたと思います。

 

渋谷教育学園渋谷中学校合格

塾とＺ会を効果的に使い分けての受験勉強
着実に合格力を高めて満足の結果に

A・Eさん
（保護者の方のお話より）

進学先を考えるなかで魅力的な中学に出合い、受験を決意

私たち夫婦が過去にＺ会を受講していたことから、息子にも小学1年生からＺ会の小学生コースを受講させるようになりました。3年生の頃に一度小学生コースから中学受験コースに切り替えたのですが、レベルが高いと感じたのでいったん元のコースに戻し、学習を続けていました。そんななか、4年生の4月頃から息子の進学先について検討するようになり、麻布中学の自由な校風や交友関係に魅力を感じたことから、中学受験をすることに決めました。4年生の6月から塾に通い始め、さらに3月には、Ｚ会も小学生コースから再び中学受験コースに切り替え、本格的に受験勉強を始めました。

時間がない中でも授業映像を活用しながらＺ会と塾を両立

当初は麻布中学の入試を見据え、塾では麻布コースに所属し、入試の特性をふまえて算数や理科の力学の計算スピード・処理能力を高めるための徹底的な対策を行っていました。いっぽう、Ｚ会に対しては「特定の分野にとらわれない、地盤となる力を鍛える」ことを期待し、受講を続けていました。実際に塾の先生からも、「この子は地頭がよい」と評価していただきました。塾や習い事が忙しく、Ｚ会の学習のための時間がなかなか捻出できなかったのですが、授業映像という形式が息子に合っていたようで、得意科目の理科や社会は短時間でどんどん学習を進めていました。復習する時にも映像と自分の間違えた部分を見比べ、すぐに理解することができていたようです。国語は読解が苦手で苦労しましたが、教材や月例テストに取り組む中で「わからない」と言われた時には、親も文章を読み、問われていることが何かを一緒に考えました。そうしているうちに、5年生になった頃にはある程度自分の力で解き、理解できるようになっていました。

息子に合う環境を求め、志望校を変更　確実に実力を積み上げて臨んだ入試本番

5年生になって各校の説明会に参加するなかで、これまで志望していた麻布に加え、渋谷教育学園渋谷の教育方針にも魅力を感じるようになり、第一志望校を変更しました。もともと実験や課外活動が好きな息子が興味を持ちそうな活動があったり、海外留学の機会があったりと、将来の息子の姿を想像したときに、とても魅力的な教育をしてくれる学校だと感じました。実際に受験することに決めたのは6年生の10月頃です。この時期まで受験校を確定させなかったのは、6年生になって成績が下がってしまうケースもあるようだったので、直前まで息子の状況を見守り、本人の学力に合った学校を見極めたかったからです。実際、入試本番も本人は手ごたえがあったようです。

入試直前、塾では大学生も解けないような難問を出されることもありましたが、そんな時もＺ会の教材が「ここまでやっておけば大丈夫」という指針になりました。取り組む問題の取捨選択ができたことで、合格に一歩近づくことができたように思います。