志望大学に合格した先輩に受験を振り返ってもらいました。
一橋大学
社会学部 合格
K.M.さん 所沢北高等学校卒
(Z会東大進学教室/Z会進学教室大学受験部 利用)
どのように決めましたか?
高2生の始めから一橋大学を志望するようになりました。新聞記者になりたいという夢があったので、一橋大学の社会学部では法律やメディアなど全般的に、分野を横断して学べるのが魅力的でした。同じ年の夏には気持ちを固めて、一橋大学受験を意識した対策を進めました。特に個別試験に向けて英語と日本史を集中して対策を行いました。
もともと姉が通っていたこともあり、高校受験対策を本格的に始めた中3生の夏に入会しました。その前は通信教育を受講していたのですが、実力テストのカウンセリングを通して自分で入ろうと決めました。
高校に入っても英語・数学は置いていかれると大変になると思い、また高1生のうちから基礎固めをしたいと思って受講を継続しました。
日本史に関しては、Z会で高2生のうちに一周できたのでそれがベースになりました。学校に比べて進度が早く、先取りできたのが後々役に立ちました。特に近現代は内容が多く複雑なので早めにやっておけたのがよかったです。
特に印象に残っているのが、高3生の夏期講習で受講した松田先生の授業(J3S)です。近現代史の年表を黒板に書いてくださり、時代の流れでわかる、というのが二学期以降の学習で役立ちました。暗記だけではなく、流れがわからないと論述ができないので、因果関係がわかってよかったです。
また東大日本史の授業(J3J)でよく添削をしてもらいました。大きい枠組みは合っているが細かい部分で前後関係がちょっとずれている、などのアドバイスをもらい、それを理解していくことで、だんだんと点数がよくなっていきました。夏を過ぎたら安定していい評価をもらえるようになり、受験本番でも役に立ったと感じています。
英語は好きで得意だったのですが、澤田先生の授業を受けて、時間に制限のある記述問題で、冠詞のミスが多いと指摘をいただきました。過去問をやり始めると特に焦ってしまい、文法の小さなミスがあったので、そこを落ち着いてできるかが課題でした。添削を受けたりする中で改善できたと思います。
現代文はもともと得意でしたが、要約や文語文は対策しづらいと感じ、西岡先生の難関国公立大国語(L3T)を受講しました。添削では、読めているがうまく文章化できていない、ということを指摘され、文章を丸写しするだけでなく、筆者の主張を意識して読むことを教わりました。
どの科目も授業後には、自分で考えてみて少しでもわからないことがあったら質問しにいき、その日のうちにわからないことは無くしておくようにしました。また、添削をしてもらった際には、「ここはどうしてダメなんですか。」「どういう要素を入れたらいいですか。」などより伸びるためのアドバイスをもらいにいきました。
国語では、語彙力が必要だと思ったので、学校で使用していた現代文単語帳を使って実力を伸ばしました。また、電子辞書は常に持ち歩いて、都度引くことを意識していました。なんとなくわかると思っていた熟語などを調べてみると、実際は少々異なる部分もあったのでしっかりと理解するのに役立ちました。
英語が読めるようになってきたら英英辞典を使用していました。高2生の時に塾の先生に勧められた方法なのですが、一橋大レベルの和訳問題では、単語帳そのままの意味だと違和感のある和訳になってしまうことがあるため、英語本来の意味がわかる英英辞典が役に立ちました。
コツコツやり続けて欲しいです!とにかく基礎固めが大事です。それから応用の問題集をすることで効率よく伸ばせると思います。早くから受験勉強に取り掛かると、ここまでやったんだからできると受験本番でも精神的に楽になりました。
英語の基礎固めは塾で高1生のうちにやっておいたのがよかったと思います。その際に使用した青のRiseというZ会の問題集がおすすめです!
数学は高1生で受講した高1東大数学K(M1JK)という速習の授業で、単元を一周できたのがよかったのでおすすめです。授業では、基礎的な問題を中心に扱うので、全体的な単元の把握ができました。学校ではゆっくり進む分、応用問題をこなしたので、どちらも利用することでしっかり理解することができたのだと思います。
塾の予習・復習は絶対するようにしましょう。特に予習が大事で、また復習は小テストに向けて勉強するようにしていたので、そのサイクルがよかったです。
過去問は少なくとも10年は解くようにし、入試直前はいろいろ手を出さずに繰り返し過去問をやるべきだと思います。
合格おめでとうございます!今後のご活躍を期待しております!
先輩たちの合格体験談を参考にして、自分を見つめなおし、自分なりの方策を確立させていきましょう。迷った時は、Z会の教室に相談してください!