2025年度_東京大学 法学部(学校推薦型選抜) 合格者インタビュー|Z会の教室

志望大学に合格した先輩に受験を振り返ってもらいました。

東京大学
法学部(学校推薦型選抜) 合格

O.N.さん 東京学芸大学附属高等学校卒

(Z会東大進学教室/Z会進学教室大学受験部 利用)

東大を推薦で受けようと思ったきっかけは?

小さい頃から警察官になりたいと思っていました。そして、今は警察庁に入りたいという夢があるので、その夢を叶えるためには東大に入るのがベストだと思ったので、東大を志望するようになりました。

高3の時に10カ月アメリカ留学をしたのですが、その留学中に推薦で東大を受験しようと思いました。去年、同じ学校の学年でいうと先輩(同い年)が東大に推薦で合格していたのを聞いて、自分も推薦でチャレンジしてみるのはアリだなと思い、推薦について調べました。法学部の推薦の募集要項の一文に「グローバルな経験」と書かれており、留学経験も資料として提出できるとあったので、この10カ月の留学の経験を推薦で活かせるのではないかと思い、東大を推薦で受験しようと決めました。

また、推薦での入学だといわゆる「進振り」の制度はなく、私は法学部に入学することになるので、1・2年生の時から3・4年生の授業を受けることができ、3・4年生になったら、大学院での授業が受けられるようになります。やりたいことを早くから先取りで学習できることも推薦のいいところだと思います。また、推薦で合格した人は東大合格をゴールにしておらず、「この研究がしたい、この研究室に入りたい」から東大をめざしたという人が多いので、そういう人たちと関われるのがとてもいい刺激になります。

高3で留学するというのは珍しいことかと思いますが、なぜ留学をしたのですか?

母が留学をしていたこともあり、話を聞いていて自分も留学をしたいと元々思っていました。大学生で留学するという選択肢もありましたが、大学だと勉強ばかりになってしまうと聞いていたので、高校生活も楽しめるこのタイミングでアメリカのニューハンプシャー州に約10カ月留学をすることに決めました
また、留学というと高2のタイミングで行く人が多いのですが、私は今の友達と修学旅行に行きたいという思いが強かったので、高3になってから留学をすることにしました。クラスメイトと一緒に卒業ができない、東大の受験に間に合うのかという不安もあり、留学に行くタイミングはとても迷ったのですが、覚悟を決めて行きました。
留学中は、楽しいことも多かったですが、人間関係に悩んだり、日本では「当たり前」のことがアメリカではそうではないという文化の違いがあったり…そして何より自分の言いたいことが英語で言えないというもどかしさがありました。

 

Z会の教室に入会するきっかけは?

中1の時に高校受験コースのZ会進学教室に入会しました。きっかけは、他塾は3教科をセットで受講をしないといけないコースしかなかったのですが、Z会進学教室は1教科だけでの受講もできたからです。苦手な数学だけ受講したかったので、それができるZ会進学教室がいいかな、と思っていました。

また、2個上の先輩がZ会の渋谷教室に通っており、とてもよかったよと聞いたので、Z会進学教室に入会することに決めました。

小学生の時に通っていた他塾では、勉強をすごく押し付けられている感じがありましたが、Z会の教室では、自主的にある程度やらないと授業についていけないし、先生もそこに対しては特に何も言いません。自分のペースで自主的に勉強を進められ、質の高い授業を受けられるという点で、Z会の教室はとてもよかったです。

留学後は私大系の講座を受講していたが、それはどういう理由で?

留学から戻ってきてからも東大は第1志望でしたが、今の状況で国立大学をめざすのは難しいかなと思っていました。そこで、国立の受験は東大の推薦だけに絞り、第2志望の早稲田大の受験のために私大対策講座を受けるようになりました。

 

 

 

受験勉強をしている中で、Z会の教室が何か役に立ったことはありますか?

たくさんあります!
教室のスタッフのみなさんがとても優しく、どんなときも笑顔であいさつやお話をしてくれたのが、私にとっては大きなサポートになっていました。また、自習室の環境も整備されていたり、過去問もたくさんあったので、過去問のために塾に通ったりしていました。

授業は少人数制なので、授業内でも質問もしやすく、先生が一人ひとりの顔をみてくれているのが伝わるような教え方だったのも、とてもよかったです。先生が生徒の名前もしっかりと覚えてくれ、生徒一人ひとりの特長を把握したうえで、アドバイスをしてくれました添削課題もとても丁寧にみてくれたので、すごく助かりました

数学は苦手だったのですが、演習問題で出てきた問題が1題すべて解けるようになった時は、力がついたことを実感しました!

世界史の添削課題では、先生からのコメントがとても的確で、どういう風に直せばいいか、どういう情報を入れればいいかなど論理的に書かれていました。最初のころは、記述問題はただ教科書の内容を書いていただけでしたが、添削課題を何度もやるうちに起承転結を意識して書けるようになりました。

また、東大推薦については教室長の先生にも相談していました。相談した時は、今の成績を否定することなく、合格するまでに何点必要か、などの資料を見せてくれるなど、データで示してくれてわかりやすかったです。

 

東大の推薦入試はどんな感じでしたか?

まず、課題文として「現代における課題」について8000字くらいで述べよという問題がありました。何度も何度も書き直しをして、とても大変でした。この課題文をやりながら、受験勉強も並行してやらないといけなかったので、時間が全然足りませんでした。

グループディスカッションでは、「広告やCMに出ている俳優が不祥事を起こすと降板させられるが、それについての企業側の人権問題」について90分間議論をしました。グループディスカッションの対策はあまり行っておらず、ぶっつけ本番で挑んだのですが、周りの子たちがとても積極的で、圧倒されてしまい…これだと合格は難しいかなと思っていました。

グループディスカッションの後に面接がありました。そこでは、提出した「現代における課題」についてかなり質問をされました。ただ、何度も添削をしてもらっていたので、しっかりと受け答えができました。面接の先生たちも優しかったので、リラックスして臨めたのもよかったです。

 

共通テストの対策はいつ頃からしていましたか?テストの当日はどうでしたか?

共通テスト対策は、周りのみんなよりは早めの高3の11月くらいから始めました。Z会の教室では私立大志望のクラスにいたこともあり、他の子たちは3教科だけの受験でしたが、私は東大受験のため5教科すべて必要で、そのうえ数学・理科・情報は一からやらないといけなかったので、他の人よりは早めにやっていました。

共通テストの1日目は得意科目だったので、いつも通りなら大丈夫と思っていたのですが、旧課程と新課程を選べる教科でその選択を間違えたなと思いました。自分が選んでいない方の問題が簡単だったりしたので…そのことが2日目に響きました。

共通テストは全く手ごたえがなかったので、東大は落ちたと思い、気持ちを切り替えて私立大受験に向けて頑張ろうと思っていました。

東大の合格がわかったときは、本当に信じられなくて5回くらいWebサイトを見ました。うれしいというよりはびっくりした気持ちが大きかったです。

 

後輩に向けてメッセージをお願いします!

高3で留学から帰ってきたり、推薦をめざしたりと「普通」ではなかったのですが、高3の8月からという短い時間でも集中して追いつくことができます
受験は「作戦をたてる」ことが大事です。私の場合は、東大に行きたかったけれども東大を受験するのは推薦に絞り、一般入試は私立大に絞りました。どう勝負するかを考え、作戦をたててください。
また、推薦というと「数学オリンピックに出た」など大きな成果がないとだめだと思うかもしれませんが、特別なことではなく、本当に小さなちょっとしたことに目を向けられるようなことが大事だと思います。
高校生活は受験勉強だけではなく、しっかりと楽しんでほしいです。

 

 

合格おめでとうございます!今後のご活躍を期待しております!


先輩たちの合格体験談を参考にして、自分を見つめなおし、自分なりの方策を確立させていきましょう。迷った時は、Z会の教室に相談してください!

 

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