7月号では、受験生の夏の過ごし方について特集しました。先輩たちは、夏の計画をどのように立てて臨んでいたのでしょうか。
私立洛南高校卒業
予定が入っていた日はどうやって学習時間を確保していた?
勉強時間についてはあまり意識しませんでした。 学校の授業や塾も自学自習の一環だという思いで取り組んでしました。勉強にあてる時間が少ない場合には「この時間しかない!」と強く意識して普段よりも集中できるよう心がけました。大事なのは時間量ではなく頭への残し方です。
夏の計画を立てるときに気をつけたことは?
計画は1週間単位で立てるようにしました。夏の間に世界史を完成させることを目標にしていたので、とくに世界史を集中してやりましたが、飽きがきて集中力が落ちないように、英語と数学を学習する時間を毎日ある程度は確保していました。受験生としての意識を保つために、長い休憩時間は作りませんでした。
勉強は質を大切に、ということですね!
国立京都教育大学附属高校卒業
予定が入っていた日はどうやって学習時間を確保していた?
意外と隙間時間はあります。壁に英単語や古典単語を書いた紙をトイレの壁に貼って覚えたり、電車の中でこまめに単語帳を見たりして、隙間時間を無駄に過ごすことのないよう努力をしました。
夏の計画を立てるときに気をつけたことは?
Z会の答案を復習する日、塾の講習の予習・復習をする日など、1カ月分のスケジュールを最初に決めました。しかし、計画倒れとならないよう、あらかじめ予備日を作って、やり残しはできるだけ予備日に片づけるよう柔軟性のある計画を立てました。
計画を立てるときに予備日を設けるのは大切ですね。
愛知県立一宮高校卒業
予定が入っていた日はどうやって学習時間を確保していた?
学校から帰って来た後、すぐにお風呂に入ってそのままご飯が食べられるよう家族に協力してもらいました。そうすることで、あとは勉強をして寝るだけという状態にし、疲れ具合に合わせて十分な睡眠をとりつつも、学習時間を確保することができました。
夏の計画を立てるときに気をつけたことは?
夏休みは学校の授業がない分、じっくりと考えて自分のやりたい勉強をする時間を確保しやすい時期でもあります。なので時間で内容を区切ってやっていくというよりは、内容の区切りがつくまでとことんやっていけるようなゆとりを持った予定を立てるように気をつけました。
家族に協力してもらえるのはありがたいですね。