東京大学文科三類合格 M.T.さん

【先輩から学ぶ!合格体験記】
東京大学文科三類に通うM.T.さんの体験記です。

●センター試験を侮るなかれ!

11月ごろからセンター試験までは、「センター試験7割、個別試験2割、私大対策1割」くらいで、センター試験対策中心の勉強をしていました。センター試験で求められる教科書レベルの基本的な事項の理解が、個別試験における論述対策にもつながると思ったからです。

また、センター試験本番では、マークミスの不安などがつきまとうプレッシャーの中、実力以上の力を出すのは非常に難しいと思います。その中で、万が一大きな失敗をしてしまった場合、「個別試験で挽回しなければ」というプレッシャーとずっと戦わなければなりません。私は浪人を経て、最終的に合否を分ける要因は心理的な余裕にあると思いました。センター対策を侮らず、時間を割いて取り組むことで、個別試験前に大きな不安を抱えないようにしてほしいと思います。

現役時はセンターで実力が出せず、そこから個別試験に向けて気持ちを立て直せなかったことが問題でした。しかし、2年目の受験では、センターで実力通りの点数が出たため、「気を緩めずこのまま頑張っていけば個別試験でも実力が出せるはずだ」と自信をもつことができました。

●個別試験直前期に気をつけてほしい2つのこと

1.やるべき課題に正しく優先順位をつける
これまで東大受験に向けて勉強してきた受験生にとってこんなことは当たり前だと思われるかもしれませんが、直前期においては、残された時間から逆算して特に慎重に計画を練るべきです。この時期になって苦手科目に多くの時間を割いてしまっては時間の無駄なので、科目のバランスや優先順位をしっかり考えるべきだと思います。例えば私の場合、入試における各科目の点数配分を目安に勉強時間を考えるようにしていました。

2.過去問の論述問題はできるだけ第三者に見てもらう
直前期は時間がなく、過去問を解く際はつい自己採点で終わらせてしまいがちですが、東大の過去問に関しては必ず第三者に見てもらうべきだと思います。私は直前期にZ会の『過去問添削』(※Z会注;2018年度の新規申し込み受け付けは終了しました)を利用したことで、採点者の目線に立って解答に書くべき必須要素を考えることができるようになり、点数を安定させることができました。

 

●受験生のみなさんへ

センター試験で自信をつけられたと述べましたが、二次試験までの1カ月半はとても長く感じ、そわそわしっぱなしでした。特に東大本番プレテストではこれまでの模試で最低点を取ってしまい、本当に不安になったのを覚えています。

しかし、直前期の不安や焦りに負けず、最後まで自分を信じて少しずつでも進み続けましょう。「本番で1問でも1点でも多く得点できるように」という気持ちで、プレテストや直前講習、過去問を解くにあたって見つかる自分の知識の穴を1つずつ埋めるという地道な作業を続けることが重要です。

現役でも浪人でも「直前まで伸びる」という言葉は本当なので、直前期に効率的な勉強をするために少しでもこのアドバイスを参考にしていただき、最後まで諦めずに頑張ってもらえたら嬉しいです。

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