「東大世界史」指導担当者による受験対策アドバイス(冬・直前期編)

Ｚ会の東大コース担当者が、冬〜直前期にかけての「東大世界史」の学習ポイントをご紹介。【今から共通テストまでにやること】【共通テスト後→個別試験本番までにやること】を解説します。

共通テストは、今までのセンター試験と出題範囲は変わりませんが、出題形式が新しい問題が多く出題されます。本番で焦ることのないよう、過去問や共通テストの予想問題などに取り組んで、本番の形式に慣れておくようにしましょう。

とくに、図や写真、史料文などの資料を用いた問題は共通テストで多く出題されます。資料集や教科書も活用して、資料の読み取りの練習を抜かりなく行いましょう。

共通テストの対策は十分でも、ケアレスミスで失点してしまっては元も子もありません。とくにマークシートで解答する共通テストは、マークずれやマーク忘れなどが起こりがちです。家での学習でも、解答後のミスチェックや見直しを欠かさずに行うようにしましょう。

東大世界史でみなさんがつまずくところといえば、例年、第１問で出題される600字程度の大論述でしょう。

大論述の対策としては、相手に正しく伝わるかを意識することがとても大切です。自分では「伝わるな」と思っていたことが伝わらない…ということはよくあります。知識はあるのに、それが得点につながらないのはもったいないことです。

Ｚ会の通信教育の［特講］直前予想演習シリーズなどを使って、作った解答について実際に採点・添削指導を受けて、正しく伝わっているかを確認するとよいでしょう。採点者に伝わる答案をつくることは、大論述だけでなく、第２問で出題される小論述の対策としても非常に重要です。

また、論述対策をする中で、知識に穴があると感じた場合は、その都度、教科書・用語集を確認するようにしましょう。

これは、共通テスト対策にも通じることですが、入試本番の時間は無制限ではありません。とくに東大地歴は２科目解答する必要があるので、よりシビアな時間管理が必要となります。

家での学習においても、本番を想定した時間管理を行うことで、本番中に焦ることのないようにしましょう。また、時間設定を行うさいは、見直しの時間も考えた時間配分をすることも大切です。

東大志望者におすすめの
「Ｚ会の通信教育」講座

東大入試対策講座

東大入試で得点を最大化させるための対策講座をご用意。Ｚ会では東大専用の問題や採点基準を作成しています。「どこを改善すれば良いのか」がわかる添削指導も活用して得点力アップをめざしましょう！

2023年7月5日現在判明分の合格実績。
Ｚ会員合格者数は、通信教育・映像授業・オンライン授業受講生、教室本科生・講習生、および提携塾のＺ会講座受講生の集計であり、模試のみの受験生は含みません。

＜科目担当者からのメッセージ＞

受験まで残された時間は多くないですが、地歴科目は『最後の最後まで伸びる科目』です。最後まで諦めずに、学習を続けるようにしましょう。自分を信じて努力を怠らないことが、試験本番までにやるべき一番大切なことです。Ｚ会一同、みなさんを応援しています。

本記事を読んでいただきありがとうございます。記事をX（旧Twitter）でポストしてもらえると嬉しいです。
よろしくお願いします！

Ｚ会東大受験対策サイト