志望大学に合格した先輩に受験を振り返ってもらいました。
早稲田大学
文化構想学部 合格
I.J.さん
(Z会東大進学教室 利用)
高2くらいまでは、そもそも大学受験をする気がありませんでした。そんな中、仲のいい友達が「明治大学に行きたい」と言い出し、友達みんなで同じ大学に入学したら、楽しそうだなと思い、そこから受験に向けて勉強を始めました。
高2の9月ごろからZ会東大進学教室で鈴木先生の英語の授業を受講していたのですが、鈴木先生に「早稲田の文化構想学部がいいんじゃないか?」と言われたのが、志望大学と学部を決めたきっかけでした。初めて鈴木先生の授業を受けた際に「知性があってかっこいい!この先生のように自分もなりたい!」と憧れをいだき、早稲田大学を志望するようになりました。
また、小さい頃から本を読むのが好きだったこともあり、例えば「源氏物語を研究している」などの文化人に強い憧れのようなものがありました。鈴木先生に早稲田の文化構想学部を勧められたことと文化人への憧れで、文化構想学部を志望するようになりました。最終的に学部が決まったのは、受験までラスト1か月くらいの時でした。
周りの友達はみんな映像授業メインの塾などに通っていたこともあり、自分もそうしようかなとは思っていたのですが、母が映像授業より対面授業を重視していたこともあり、Z会の教室に入会しました。
鈴木先生の英語の授業は、本当に時間が過ぎるのが一瞬に感じるくらいのものでした。先生が言うことがすべて貴重な情報に聞こえ、それを聞き逃したら、数か月後の受験に落ちると思えるくらい緊張感のある授業でした。東大と違い、早稲田大や慶應大は問題を解くテクニックが必要とされる部分が多いと思っているのですが、そういうテクニックを体系的に教えてくれ、生徒をどんどんとあてるので、集中して授業を受けることができました。
最初は授業のスピードもはやくついていけなかったのですが、授業を4、5回受けていくとだんだんと慣れていきました。同じ授業を受けている人とも仲良くなり、授業終わりには「ここが分からないんだけど…」と教えあったりしていました。
高2の9月から英語を受講するようになり、英語の成績もかなりあがりました。初めて共通テストの過去問を解いたとき、英語は3割程度しか得点できなかったのですが、鈴木先生の授業を受けたことで、高3の5月に受けた外部模試で英語だけ異様に成績があがっており、すごいな…とびっくりしました。今までは英語を1科目としか考えていなかったのですが、先生の授業を受けたことで英語を1言語として捉えることができるようになり、英語への考え方が変わりました。
英語のほかに松田先生の日本史の授業も受講していました。最初は受験科目に世界史を選択する予定だったのですが、これもまた鈴木先生に日本史を勧められたことで、日本史の勉強を始めました。学校では世界史しか習っておらず、日本史を勉強するのは中学生ぶりだったので、最初は小学生用の日本史の漫画を読むことからスタートしました。とても大変でしたが、松田先生に日本史を教えてもらえて、本当によかったです。
松田先生の授業は、受験のテクニックや出題されるポイントを教えてくれるので、完全に受験に特化したものでした。Z会の教室のテキストは、学校の教科書に載っていない情報で埋め尽くされているのですが、そういう内容が実際のテストには出ていました。だから、膨大な量を覚えるのは大変でしたが、このテキストを完璧に覚えれば大丈夫という安心感が生まれました。
また、松田先生の授業では、年代だけを書いて、その時の出来事などを生徒一人ひとりをあてることがあるのですが、きちんと答えられるように年表を徹底的に頭に入れていました。早稲田大の日本史では年表を覚えておくことが大事なので、この勉強方法はとても受験に役立ちました。
あと、日本史の授業前のテストでは1位を取るために、頭に入るまでテキストを何度も繰り返し覚えていました。そうやってテキストを使い視覚的に覚えることができていたからこそ解けた問題もありました。
鈴木先生と松田先生の授業を受けている自分が不合格になっていいのか、という意識がずっとありました。模試でひどい点数を取ってしまったときは、すごい先生の授業を受けているのに…と思い、とても悔しかったです。英語と日本史は本当にZ会の先生方のおかげで自信がつきました。本当に先生方には感謝しかありません。
英語の鈴木先生に過去問は早いうちにやった方がいいと言われたので、英語は高3の8月に1年分だけ解いてみました。それを解いたことで、ここまでやればいいというラインがわかったので、12月くらいまでに知識をつめて、1月くらいに過去問を10年分くらい解きました。
日本史は高3の9月くらいには早稲田大の全学部の過去問を5~10年分を解ききりました。日本史の問題は、問題がどうかではなく記憶しているかどうかなので、過去問に出てきた知らない情報をテキストに書き込み覚えるようにしていました。入試直前の12月に過去問を解いても、そこから知識を定着させるのは難しいので、早い時期から過去問に出た内容を覚えられるこのやり方をお勧めしたいです。書き込みをしたそのテキストも習った範囲までを1週間で1周は見直すようにしていました。
英語と日本史は絶対に大丈夫と思っていたので、懸念点は国語だけでした。国語は過去問さえも解いていなかったのですが、小さい頃から本を読んでいたこともあり、現代文には自信がありました。ただ、古文・漢文はそこまでの自信がなかったので、英語の鈴木先生におすすめされた古文単語帳をやりました。
直前期はプレッシャーからなのか、急に受験がどうでもよくなった時期があり、その時は全く勉強ができませんでした。本当は1月から国語の勉強をする予定だったのですが、一気に計画が狂いました。そんなときでもZ会の教室で授業を受ければ、先生から元気をもらい、帰るころには気分もよくなっていました。受験まで残り10日というところで気持ちもグッと戻ってきました。
英語は解いた瞬間に万歳したくなるくらいできました。いつも躓く大問もスラスラと解くことができ、15分くらい時間があまるくらいでした。日本史もいつも安定して9割くらい取れていたので、自信をもって臨むことができました。テキストを読み込んでいたおかげで、解ききることができました。
先生に言われたことを真に受ける素直さが大事だと思います。自分の考え方を持つことも大事かもしれませんが、受験においては受験のプロである先生の話を聞いて、素直に受け入れることが合格への最短ルートだと思います。
合格おめでとうございます!今後のご活躍を期待しております!
先輩たちの合格体験談を参考にして、自分を見つめなおし、自分なりの方策を確立させていきましょう。迷った時は、Z会の教室に相談してください!