スケジュール編

京大生が教える自宅学習での工夫【スケジュール編】

今回のテーマは「自宅学習でのスケジュールの立て方」です。「自分でスケジュールを組み立てるのが難しい…」「立てたスケジュールを計画通りに進められるか心配…」などのお悩みに、Z会を受講して合格を勝ち取った京大生7名の先輩が答えます!

 

受験生のお悩み

自宅学習のさい、スケジュールはどのように立てていましたか?また、計画通りにいかないときにどのように修正していましたか?

京大生が回答!

最も多かったのは、「計画を細分化して考える!」という意見でした。計画通りに進められなかった場合は、「週末に調整したり、分量を絞ったりする」といった工夫を行うといいかもしれませんね。

志望校合格に直結する大きな目標(「模試で〇〇点以上とる」など)を立てて、そのための具体的なノルマ(「この問題集を◯月までに終わらせる」など)を各教科ごとに立てていました。それを1週間ごとに細分化して進めていました。ただ、計画通りに進むことはほぼないので、臨機応変に目標を上方・下方修正することも大切です。

(京都大学法学部2回生)

まず月初めに、1カ月のうちにやっておきたいことを具体的に考えます。次に、1カ月のスケジュールを確認して、1週間ごとの計画を練っていました。計画通りにいかない時には、遅れた分を週末などに調節したり、次の計画立案の際に少し分量を落として考えたりしていました

(京都大学教育学部教育科学科1回生)

1週間ごとに、その1週間分の勉強予定を手帳に書いていました。時間目標ではなく、「この問題/このページまでやる」と具体的に書くことで、できるだけ計画が後倒しにならないようにしていました。

(京都大学農学部応用生命科学科3回生)

また、「模試」や「定期テスト」を基準に考える!という先輩も多いようです。

基本的に模試や学校の実力テストをペースメーカーにしていました。「この模試までに日本史の教科書は一周しておく」といったように、模試・テストで区切って計画を立てると、比較的短い期間の計画となり、立案も修正もしやすいです。また、達成できたかの結果が模試やテストの点数にあらわれるので、振り返りがしやすく、計画を守るモチベーション維持にもつながります
私は科目ごとに計画を立てるタイプで、同時進行の計画がいくつかある状態だったので、ある科目で予想以上に時間がとられても、他の科目が進んでいれば時間を回して補えるようにしていました。どうしても厳しいときは、どの科目の計画を最も優先させるべきか考えるようにしました。ただ、受験期になると自分が一日に勉強に使う時間は決まってきますから、あまり無理な計画は立てないようにしていました。

(京都大学文学部人文学科1回生)

模試を基準にしてスケジュールを立てていました。模試が終わったら、次回の模試までに勉強しておきたいことを考え、計画を立てました。計画は大まかに立てるようにし、多少上手くいかなくても次回の模試までに間に合うように徐々に調整すればよいと考えて進めました。

(京都大学総合人間学部総合人間学部2回生)

勉強中は常にスケジュール帳を開いて机に置いていました。まず模試や入試日程を書き出したうえで、そこから逆算してどの期間に何の対策を重視したいかを書き出しました(例えばマーク模試対策、○○オープンや実戦模試にむけて)。そのうえで、スケジュール帳の週のページで日ごとに何をやるか具体的に書き出し、終わったり優先順位が低いと気づいたりしたら斜線で消すようにしたりしていました。この方法を取ることで、そもそも無理な予定を作ることが減り、遅れた分の修正も楽になりました。

(京都大学工学部工業化学科2回生)

スケジュールどおりにならないことも

スケジュール通りに進む…なんてことはあまりありません。もし計画通りに進んでいるのであれば、勉強量が少ないと思ったほうがよいかもしれません。ただし、予定の詰め込みすぎはやめましょう。達成できない状況を常態化させることは全くの無意味です。
予定を立てるうえでの工夫としては、勉強をする前(電車に乗っている時などがいいでしょう)に、その日のやることリストを書き出すのがおすすめです。リストアップすることが習慣化してくれば、1日に取り組める勉強量の感覚も掴めると思います。また、その日に消化できなかった分は無視するのでなく、翌日真っ先に取り組むことをおすすめします。苦手分野をいかに消すかが勝負でもある受験において「見て見ぬふり」は禁物です。「苦手」を少し克服して「ちょい苦手」になるだけでもよいので、「試験本番で1点に泣く」なんてことにならぬよう取り組むことが大切です。

(京都大学経済学部2回生)

Z会からのアドバイス

いろいろな視点の意見がありましたが、いかがだったでしょうか?
「合格から逆算する」という点だけでなく、「自分の性格や好みに合わせる(ときには臨機応変に対応する)」ことも重要です。
試験本番まで、この記事を公開した4月時点では遠いように感じるかもしれませんが、あっという間にその時がきます。自分に合った学習管理で受験勉強を着実に進めていきましょう!

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