8月までの冠模試を通して、発展的な内容を扱う京大特有の記述問題に課題を感じている方は多いことでしょう。
Z会の通信教育の強みの一つである「添削指導」は、思考力や記述力を伸ばし、答案作成力(採点者に伝わる答案を書く力)を身につけるのにうってつけです。今回は、2023年度入試で合格された先輩がどんな点でZ会の添削指導が役に立ったのかを紹介します。
気づきが得られる
自分の解答と模範解答の方向性の違いを認識でき、その違いを埋めるためにどうすべきかのヒントを得られた。
ちゃんと見てもらえているので、できているものは自信になるし、間違えたところは見直せる。
自分では書く必要はないだろうと思うことが必要であったなど、指摘してもらえるメリットはあると思う。
自分の間違いの原因を知ることができ、記述の機会が格段に増えた点。
解答例だけでは判断できない、自分の解答方法の良し悪しをチェックしてもらえる。
自分の読解方法の癖を正すことができたり、ミスしがちな所を意識して解答できるようになった。
記述問題の自己採点が難しいのは、「模範解答と比べてみて加点要素が含まれているか(逆に、減点となる要素を書いていないか)」と、「表現ズレを点数にどう反映するか」の2点が自分では判断しにくいためでしょう。
Z会では、京大レベルの厳格な採点基準を設けているだけでなく、一人ひとり内容が異なる解答を添削者が丁寧に読み解いています。そのため、減点か加点かをもれなく採点しながら、また表現ズレでも公正に点数を見積もっています。
ところで、2023年度合格者のなかで多かった意見は「自分の癖で書いた部分や、“このくらいで伝わるだろう”という憶測で書いた答案が添削者に伝わっていないことがわかった」でした。第三者に答案をみてもらうことで初めて気がつく、そして直していくといった行動は、合格に必要な姿勢の一つでしょう。
相手(採点する人)に伝わる答案を書く
いくら記述しても、書いた内容が相手に伝わらなければ得点に繋がりません。入試本番でしっかり加点を積み上げられるように、採点者に伝わる記述を心がけましょう。
Z会では長年の京大入試分析をもとにした「本番の添削者さながら」の添削指導を実施。入試に近い添削と指導を何度も繰り返すことにより「答案作成力」が身につきます。答案の精度を高める姿勢につながったとの声を多数いただいています。
人にわかってもらえる解答を作ろうと思った。
伝わる解答を作るという意識が育つ。
相手にわかりやすく伝える記述力を身につけることができる。
自力では出来なかったような精度の答案が練れるようになった。
※23年度入試合格者アンケートの回答結果より作成。Z会調査。
Z会からのコメント
冠模試で経験したように、京大入試では高度な思考力が求められる問題が出題されます。そして、解答の長さに関わらず、いかに加点要素を採点者に伝わるようにまとめるか、といった答案作成力も試されます。
8月以降は、入試標準レベルの地力が固まったら、こうした問題への対応力を磨く必要があります。個別試験まで残り5カ月程度しかありませんので、計画的に対策を進めていきましょう。Z会の通信教育も、対策教材の一つとして検討いただければ嬉しいです。
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