共通テスト【英語】の対策:「読む・聞く」の配点が100点ずつに

 

大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の英語は民間の資格・検定試験の導入が当面、見送られました。一方、今年まで実施されてきた大学入試センター試験(以下、センター試験)とくらべたとき、変更される要素が数多くあります。共通テストについて正確な情報をおさえ、十分な対策をとる必要があります。

 

共通テスト英語の構成

共通テストの英語は「リーディング(80分)」と「リスニング(60分/ICプレーヤーの作動確認などに30分、解答に30分)」で構成。

センター試験ではリーディングが200点の配点でしたが共通テストでは100点、センター試験のリスニングは50点でしたが、共通テストでは100点になります。リスニングの配点がリーディングと同じになる点に注意してください。入試では各大学(学部)が配点の比率を設定するので、志望大学の情報を確認することも欠かせません。

共通テストのリーディングではセンター試験で出題されていた発音・アクセントや文法を単独で問う出題がなくなり、文字通り、受験生の読む力が評価されます。試験時間はセンター試験と同じですが、取りあつかう語数が1000語あまり増えるとみられ、これまで以上にはやく読んで解答する力が求められます。

 

リスニング大きく難化

センター試験のリスニングは日常会話の聞き取りが中心で、1150語程度から構成されました。共通テストでは問題ごとに異なる場面や状況が設定され、問題冊子に示されたグラフや表などを読み込んだうえで正答を導くという出題もあります。情報処理といった側面がある問題への対策が不可欠です。

放送される文の総語数は1500語ほど。音声が1回しか読み上げられない問題もあり、センター試験よりも難易度が大幅に高くなるとみられています。

 

共通テストについては、試行調査(プレテスト)が実施されており、その問題を見ると、変化をイメージいただけます。

実施要項は必ずご覧ください。

 

このように共通テストの英語は、従来と傾向が大きくかわります。時間の配分に気を配りながら、共通テスト型の対策教材や予想問題に取り組むことが必須といえます。

 

中学生へアドバイス 英語を積極的に使い習得

「文法」や「読解」だけでは十分な取り組みとはいえません。音声を聞き、発音してみることも重要です。「音声が重要」「文法と読解こそが重要」という考えではなく、「音声と文字」「受信(読む・聞く)と発信(書く・話す)」のそれぞれが必要であるととらえてください。
まちがいを気にせず、積極的に英語を使って身につけるという姿勢で勉強を重ねましょう。中学生ぐらいの年代になると意識的に取り組むことで、効率よく外国語を習得できるといわれています。

 

高校生へアドバイス 学ぶ理由や目的を明確化

大学はもちろん、その先の進路を意識するなど、将来をイメージして学習することをおすすめします。たとえば大学では英語の文章を読む力が必要になります。英語で発表し、質疑応答するような機会では書く力、聞く力、話す力も総動員しなければなりません。
仕事や日常生活など、さまざまな場面で英語を活用したいと考えている高校生も少なくないはずです。どうして英語を学ぶのか、その目的を明確にできれば、何を重視して勉強していけばいいのかを理解できると思います。

 

(Z会中高事業本部・中村一貴)

※本記事は「朝日中高生新聞」に掲載されています。

 

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