英語4技能実践例ガイド【第1回】

Z会ソリューションズ 先生向け教育ジャーナル
Z会ソリューションズでは、中学・高等学校の先生向けに教育情報を配信しています。大学入試情報、文部科学省の審議会情報をはじめ、先生方からお伺いした教育についてもご紹介します。
現在、英語指導法の研究開発は確実に進んでいます。
しかし、日本の言語環境の中で、解決策として何かしっくりと来ない状況にあることも事実です。それは学習者個人の言語習得における問題点がそれぞれ異なっていることが大きな要因となっています。
その中で、英語教員の先生方は多くの生徒を抱え、一斉授業の中で解決策を考え、実践しなくてはなりません。この難題から目をそらさず正面から向き合い、解決策を一緒に考えましょう。本稿がその一助になれば幸いです。

今井 康人
札幌大学教授/英語教育研究センター長
北海道立高等学校3校、立命館慶祥高校、立命館高校の英語教師として勤務。
実用英語技能検定面接委員の経験もあり、全国で講演会・勉強会を開催。
著書に『ZESTER総合英語』(Z会)、『Rapid Reading』(美誠社)、『Vertex大学入試英語長文読解問題集Level2、3』(三省堂)、『英語の発信力を強化するレッスン』(青灯社)他多数。
① HCラウンドシステム ~Hakodate-Chubu Round System~
この授業方法は生徒の英語力を確実に定着させるために開発されました。この手法は言語習得の理念を具現化したものです。
このシステムで英語学習すると英語力が向上する成功体験を持つことで、英語学習に迷いがなくなる点が優れています。
メリット
- 誰が教えても、一定の効果を上げることができます。
- クラス数の多い学校において教員間の指導の差を軽減できます。
- 自信を持って学習でき、生徒の学習スピードが速くなります。

予習で新出語彙を学び、英文の内容理解も行う。
語彙の理解が進み、読み方や品詞にも知識が広がる。そして英文の内容理解のハードルが低くなる。


クイズを解く感覚で、Listeningしながら選択肢を探す。聞ければ解ける問題をそろえる。
音の習熟は今後の英語学習の鍵を握っている。


実際に声に出し、音を自分で発話できるようにする。練習時間の目安はテキスト1行5秒くらい。
人間の脳は音読しながら意味も思考していることが脳科学で証明されており、音読練習を通して生徒の英文理解は自動的に進んでいる。

TF問題を中心に、内容についての問題に解答して内容理解を深める。
共通テスト問題に類似する問題が多く、Factを中心に答える問題が多い。

ErrorCorrection(誤答修正)問題や和文英訳問題を行う。

空所補充英文完成練習。聞き取りながら英文の完成を目指す。

- Q&A問題
- Summary 口述発表(ペアワーク)
- Opinion 口述発表(ペアワーク)
② PPP ~Pattern Practice Pairwork~
この手法は別名「Oral Drill」とも呼ばれ、音声で文法に関する問題を解く活動です。生徒同士が口頭で行うので教室が活気に満ち、スピーディーに進みます。
文法を機能的に学び、きわめて学習効果が高いため定着率が高まります。
メリット
- 自分で考え、修正できるので臨場感が高まります。
- 生徒全体が活発に活動し、学ぶ意欲の高まりを感じられます。
- 自信を持って学習でき、生徒の学習スピードが速くなります。


上記例のページには、実際には問題が大問で5つあり、それぞれに5~7題の設問があるので、生徒は約30問の設問に答えることになる。
さらに、解答に日本語訳がついているので、解答を確認する生徒も正確な英文に触れることになる。
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