東大・京大生が教える自宅学習の工夫【スケジュール編】

東大・京大生が教える自宅学習での工夫【スケジュール編】

今回のテーマは「自宅学習でのスケジュールの立て方」です。「自分でスケジュールを組み立てるのが難しい…」「立てたスケジュールを計画通りに進められるか心配…」などのお悩みに、Z会を受講して合格を勝ち取った東大・京大生の先輩が答えます!

受験生のお悩み

東大・京大に合格した先輩にお伺いします!
自宅学習のさい、スケジュールはどのように立てていましたか?また、計画通りにいかないときにどのように修正していましたか?

東大・京大生が回答!

最も多かったのは、「計画を細分化して考える!」という意見でした。

私は、まず長期的な目標から考え、それを1カ月、1週間、1日…とだんだん期間を小さくし、具体的な勉強計画を立てていました。
スケジュールを立てるときには、「自分の現状を把握すること」を大切にしていました。まず、「今、何ができていて、何が足りないのか」「合格のためには何が必要か」を教科、分野ごとに分析します。そこから、3カ月後には何ができるようになっていたいかという中・長期的な目標を考え、そのためにやらなくてはいけない教材を具体的に書き出し、それを1週間単位まで落とし込んでスケジュールを立てていました。
スケジュールが計画通りにいかない時は、できるだけ早く計画を見直しましょう。「期間に対して量が適当だったか」「やるべきことを漏れなくやっていたか」という点に注目するとよいと思います。計画を見直すさいには、優先順位を意識して新しいスケジュールを考えましょう。短期的なスケジュールの乱れはあまり重要ではなく、最終的に目標を達成することが重要です。やるべきことに優先順位をつけて、優先順位の高いものから順番にスケジュールを立てるようにしましょう。

(東京大学理科二類1年)

志望校合格に直結する大きな目標(「模試で〇〇点以上とる」など)を立てて、そのための具体的なノルマ(「この問題集を◯月までに終わらせる」など)を各教科ごとに立てていました。それを1週間ごとに細分化して進めていました。ただ、計画通りに進むことはほぼないので、臨機応変に目標を上方・下方修正することも大切です。

(京都大学法学部2回生)

まずは1年全体を通した計画を作り、そこから1カ月、1週間…と細かくしていくようにしました。計画から逸れたときには、「2周目以降の演習では間違えた問題のみ解く」「インプットからアウトプットへと早めに移行する」などの工夫で勉強量を減らして、計画と現状をすり合わせて調整しました。

(東京大学理科一類2年)

まず月初めに、1カ月のうちにやっておきたいことを具体的に考えます。次に、1カ月のスケジュールを確認して、1週間ごとの計画を練っていました。計画通りにいかない時には、遅れた分を週末などに調節したり、次の計画立案の際に少し分量を落として考えたりしていました

(京都大学教育学部教育科学科1回生)

1週間ごとに、その1週間分の勉強予定を手帳に書いていました。時間目標ではなく、「この問題/このページまでやる」と具体的に書くことで、できるだけ計画が後倒しにならないようにしていました。

(京都大学農学部応用生命科学科3回生)

スケジュールは、ゴールから逆算することを常に意識して立てていました。例えば、入試において満点を取る必要はなく、東大であれば7割弱を取れればおおむね問題ありません。「入試当日に7割取るために、夏の時点でどのくらいの達成度にいたらよいのか」など、ゴールからの引き算で考えるようにしていました。
また、「1カ月以上の単位」と「1日単位」の2つのスケジュールを作成していました。そうすることで1日単位の計画を予定通りに実行できなかったとしても、中長期的な計画に沿って修正することが簡単になりました。

(東京大学教育学部教育実践・政策学コース3年)

スケジュールは1週間単位で立てて、部活動や委員会活動など、勉強以外の予定に合わせて調整できるようにしていました。計画通りにいかない場合は、生活を振り返って無駄な時間がないか探ったうえで、それ以降の演習量を調整しました。

(東京大学前期教養学部文科二類2年)

私は、1つのことを集中してやる日といろいろなことをやる日を作り、できるだけ毎日の計画にバリエーションをつけるようにしていました。予備日も作って進めたのですが、なかなか計画通りにいかないことが多かったです。計画通りにいかないときは、即座に計画を作り直すというよりは、優先順位を決めて1つずつ進めていき、ある程度挽回できたら再び予定を立てるという方法を取りました。

(東京大学文科三類2年)

また、「模試」や「定期テスト」を基準に考える!という先輩も多いようです。

基本的に模試や学校の実力テストをペースメーカーにしていました。「この模試までに日本史の教科書は一周しておく」といったように、模試・テストで区切って計画を立てると、比較的短い期間の計画となり、立案も修正もしやすいです。また、達成できたかの結果が模試やテストの点数にあらわれるので、振り返りがしやすく、計画を守るモチベーション維持にもつながります
私は科目ごとに計画を立てるタイプで、同時進行の計画がいくつかある状態だったので、ある科目で予想以上に時間がとられても、他の科目が進んでいれば時間を回して補えるようにしていました。どうしても厳しいときは、どの科目の計画を最も優先させるべきか考えるようにしました。ただ、受験期になると自分が一日に勉強に使う時間は決まってきますから、あまり無理な計画は立てないようにしていました。

(京都大学文学部人文学科1回生)

模試やテストなどの目標を最初に設定して、それに向けて「今、自分に足りないものは何か」「どうすれば実際に点が取れるのか」を自己分析し、1週間単位くらいで計画を立てていました。計画を進める中では、月曜日にできなかった分は火曜日に回すなど調整しながら、最終的には時間がある週末で一気に挽回し、それでも計画通りにいかない時は翌週に回すなどしていました。
ただ、実際には計画通りにいかないことのほうが多かったです。計画倒れをマイナスに考えるのでなく、「計画した中でここまではできた!」とプラスに考えたほうがよいと思います。
また、具体的な工夫としては、スケジュール帳にその日やるべきことを列挙し、どれに何時間使うかのイメージを最初に立てるのがおすすめです。そのうえで、タスクが終わるたびに消していくと、達成感が得られてモチベーションが上がります。

(東京大学文科三類2年)

模試を基準にしてスケジュールを立てていました。模試が終わったら、次回の模試までに勉強しておきたいことを考え、計画を立てました。計画は大まかに立てるようにし、多少上手くいかなくても次回の模試までに間に合うように徐々に調整すればよいと考えて進めました。

(京都大学総合人間学部総合人間学部2回生)

勉強中は常にスケジュール帳を開いて机に置いていました。まず模試や入試日程を書き出したうえで、そこから逆算してどの期間に何の対策を重視したいかを書き出しました(例えばマーク模試対策、○○オープンや実践にむけて)。そのうえで、スケジュール帳の週のページで日ごとに何をやるか具体的に書き出し、終わったり優先順位が低いと気づいたりしたら斜線で消すようにしたりしていました。この方法を取ることで、そもそも無理な予定を作ることが減り、遅れた分の修正も楽になりました。

(京都大学工学部工業化学科2回生)

一方で、「計画を立てるのに苦労した…」「計画はあえて立てない!」という先輩も…。

私はスケジュールを立てても全くそれを順守できず、結局立てた意味がなくなることの繰り返しで大変苦労しました。(実際、夏休み前に立てた計画の半分も終わりませんでした…)
理想が高すぎて、1日にできないほどの量を計画に入れたことが失敗の要因だと自覚しています。だから、できそうな量よりやや少なめで計画を立てるのがよいと思います。また、スケジュールを厳密に管理すると疲れてしまうし、達成できなかった時の喪失感が大きいので、計画に囚われすぎず、臨機応変に勉強することをおすすめします。

(東京大学文科三類1年)

スケジュールに関しては、「内容」と「時間」の2つを決めることを意識していました。受験生にもなると、各学習の所要時間のめやすがわかってくるので、その感覚をもとに教科のバランスを考えて取り組んでいました。
私はどちらかというと計画性は乏しいほうだったので、学習スケジュールはその日の朝に考えることにし、前もってスケジュールを立てる時間は設けませんでした。また多少スケジュールが狂っても深くは気にしませんでした。やや緩く捉えるくらいの姿勢が、長い受験勉強にはちょうどよかったと思います。

(東京大学文科三類2年)

スケジュールは長期的に立てていました。模試(特に大学別模試)を基準にして、そこまでになにをするべきかを考えていました。
ただ、私は計画を細かく立てても計画通りいかないことに嫌悪感、罪悪感を抱き、モチベーションの低下を生んでしまうことがありました。また、計画通りできても当たり前という気持ちになってしまいがちでした。そこで、毎日の勉強を記録することで可視化し、モチベーションを高めつつ自分の学習を客観的に見つめるようにしました。

(東京大学教養学部理科二類1年)

スケジュールはほとんど立てず、その時に自分がやりたい勉強をしていました。「今日は日本史の気分!」という時は日本史をやりましたし、逆に「数学をやらないといけないけどやる気が起きない…」というときは思いきってその日はやらず後日に…ということもありました。

(東京大学文科三類2年)

スケジュール通りに進む…なんてことはあまりありません。もし計画通りに進んでいるのであれば、勉強量が少ないと思ったほうがよいかもしれません。ただし、予定の詰め込みすぎはやめましょう。達成できない状況を常態化させることは全くの無意味です。
予定を立てるうえでの工夫としては、勉強をする前(電車に乗っている時などがいいでしょう)に、その日のやることリストを書き出すのがおすすめです。リストアップすることが習慣化してくれば、1日に取り組める勉強量の感覚も掴めると思います。また、その日に消化できなかった分は無視するのでなく、翌日真っ先に取り組むことをおすすめします。苦手分野をいかに消すかが勝負でもある受験において「見て見ぬふり」は禁物です。「苦手」を少し克服して「ちょい苦手」になるだけでもよいので、「試験本番で1点に泣く」なんてことにならぬよう取り組むことが大切です。

(京都大学経済学部2回生)

私は気分が乗らないと全然集中できないタイプだったので、細かい計画は立てず、その時にやりたい教科を勉強していました。ただ、「Z会の毎月届く教材には遅れずに取り組む」ことは意識していました。高2のときに溜めてしまったこともありましたが、焦って取り組んでも身につかないと思い、夏休みなどに集中して取り組みました。計画よりも遅れた場合も、焦って取り組んでしまうと内容が身につかないですし、さらに焦りが増してしまうので要注意です。

(東京大学教養学部理科一類2年)

Z会からのアドバイス

いろいろな意見がありましたが、いかがでしょうか?スケジュールを立てるうえでは、「合格から逆算する」という点だけでなく、「自分の性格や好みに合わせる」ことも重要です。自分に合わせたスケジュール管理で、自宅学習を着実に進めていきましょう!

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◯Z会の添削問題は自宅学習でしにくい記述対策もしやすく、役立ちました。実践的で、質の高いコメントが得られる演習の機会は貴重でした。(東京大学理科一類2年)
◯Z会の添削問題は、難易度の高い問題や自分では採点しにくい問題に取り組むことができ、とても役立ちました。(京都大学総合人間学部2回生)


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