記述・論述対策編

東大生が教える自宅学習での工夫【記述・論述対策編】

今回のテーマは「記述対策、論述対策を自宅でやるにはどうすればよいか?」です。東大入試では避けて通れない上に、独学での対策が難しい「記述対策、論述対策」。Z会を受講して合格を勝ち取った東大生の先輩が、どのように「記述対策、論述対策」をしたかをお伝えします!

受験生のお悩み

東大に合格した15名の先輩にお伺いします!
記述対策、論述対策を自宅でやるにはどうすればよいか教えて下さい。

東大生が回答!

東大の記述対策・論述対策はプロに見てもらう必要がある。

採点の基準があるZ会の教材や参考書を用いることで自宅でも対策が可能です。学校の先生に添削していただいても良いかと思います。

(東京大学理科二類1年)

論述は客観的な視点で採点してもらうことに意味があるため、自宅で解いたものであっても学校や塾の講師、通信教育などのプロに見てもらう必要があると思います。
ですが、もちろん自分で解答を読んで直せる部分はその問題が記憶に新しいうちに修正する必要があります。
夏休みぐらいの時期には解説をじっくり読みながら大事なところに蛍光ペンを引いて知識を吸収していましたが、直前期には解答のフレーズを丸ごと暗記していました。例えば世界史だと、過去問の第二問の答えを暗唱していました。実際に覚えたフレーズは本番の第一問でそのまま使えました。

(東京大学文科三類1年)

記述はZ会の教材を中心に対策していました。時間を計って取り組み、手がつけられなかった問題に印を付けて時間内に解けなかったことをメモした上で、もう一度取り組んで提出していました。添削された答案をよく読んで自分の答案と正答の違いを比べて、どこでどういう風に間違えたのかを把握するようにしていました。

(東京大学理科一類2年)

自分では、なかなか採点・添削できないと思いますので、Z会の通信教育や学校を最大限利用するとよいと思います。自分で練習する時は、頭の中でどのような過程で思考したのかを、解答と比較しながら考えてみてください。

(東京大学文科三類2年)

記述対策には、まず普段の問題演習での答案づくりを丁寧に行うことが大事です。数学や物理だったら、解法を段階で分ける、使用した法則や公式、論理の繋がりなどを明確にして書く、といったように、「点数になる」答案づくりを普段から心がけて問題演習をするとよいと思います。
また、英語や国語などの論述対策には、添削を利用するのが良いと思います。自分の癖や気づきにくい間違いなどを直すことが大事なので、自宅で利用できる添削指導を使うのもよいと思います。

(東京大学理科二類1年)

解答解説が詳しい問題集を使う。

採点基準を含めた、解説が充実した参考書を選ぶようにしましょう。解説がどれだけ親切かは過去問や問題集によります。自分に合っていると感じるものを選ぶと良いでしょう。

(東京大学理科一類2年)

東大に合格した先輩たちはこんな工夫も。

問題集を解いてみて、解答と照らし合わせ、足りない要素を確認しましょう。そして全ての要素を頭に入れた後、その日中、翌日、週末などに頭の中で全ての要素を入れた解答が作れるのかやってみることをおすすめします(実際に書かなくての良いです)。
これを繰り返すことで一度解いた論述やその類似問題に対応できますし、参考書の解答を参考にすることで論述独特の言い回しなども習得できます。

(東京大学文科三類2年)

記述対策、論述対策をする際は採点が難しいため、客観的に評価できるよう、どのように考えて解答に至ったのかを明記するようにしていました。自分は論述問題については

  1. 解答の結末を考える
  2. その結末に至る解答の筋道を単語や短文で考える
  3. 文字数に合わせて膨らませる

という流れで解答を作っていたため、その経緯を別紙にまとめておくようにしていました。

(東京大学文科二類2年)

日本史や世界史であれば、論述に使えそうな表現を教科書を読みながら探し、そのまま覚えるようにしていました。そして、覚えた何日か後に復習として紙に書き起こす、といったことをしていました。

(東京大学文科三類2年)

記述・論述に強いZ会、先輩たちはどう使った?

Z会の添削が手元に返ってきたときに同封されている解答冊子に目を通していました。解説の中に覚えたい表現などがあれば、一つ一つチェックするようにしていました。

(東京大学文科三類2年)

自宅学習においてはZ会から定期的に届く受験情報に関するものがとても役に立っていました。自宅において一人で勉強していると不安になることがかなり多いと思います。そのような時に先輩の体験談などを読んでいると、暗闇のトンネルの中で光が見えたような感覚になりとても元気が出た覚えがあります。

(東京大学教育学部教育実践・政策学コース3年)

また、Z会の通信教育 大学受験生向けコース 「特講:直前予想演習シリーズ」の「東大文系数学」は入試前日に取り組みましたが、翌日の本番で同じような問題が出てきて、本当にZ会をやっていてよかったと感じました。

(東京大学文科三類2年)

私は受験直前に、Z会の通信教育 大学受験生向けコース「直前予想演習シリーズ」を利用しました。自宅にいながら、本番型の問題演習ができたので、記述の練習や時間配分の練習にとても役立ちました。また、添削指導もついていたので、自分の論述や解法の記述に足りない点はあるのか、陥りやすいミスはあるか、などを確認することができました。

(東京大学理科二類1年)

Z会の通信教育 大学受験生向けコース「直前予想演習シリーズ」は大変役に立ちました。1、2月分の教材もそうですし、特訓としての2回分も良い腕試しになりました。

(東京大学理科二類1年)

Z会の本の『速読英単語』シリーズは、様々なランクがあり、入門から受験対応まで幅広く網羅できるので、おすすめ教材だと思います。

(東京大学文科三類2年)

Z会からのアドバイス

先輩たちの体験談、いかがでしたでしょうか?先輩たちに共通して言っているのは「独学では記述対策・論述対策は厳しく、プロの目で解答を見てもらうことが欠かせない」「解説が詳しい教材を使うこと」でしたね。この点を意識して、今後の学習を進めていってください。

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