英語4技能実践例ガイド【第2回】

Z会
Z会ソリューションズ 先生向け教育ジャーナル
Z会ソリューションズでは、中学・高等学校の先生向けに教育情報を配信しています。大学入試情報、文部科学省の審議会情報をはじめ、先生方からお伺いした教育についてもご紹介します。

現在、英語指導法の研究開発は確実に進んでいます。
しかし、日本の言語環境の中で、解決策として何かしっくりと来ない状況にあることも事実です。それは学習者個人の言語習得における問題点がそれぞれ異なっていることが大きな要因となっています。
その中で、英語教員の皆さんは多くの生徒さんを抱え、一斉授業の中で解決策を考え、実践しなくてはなりません。この難題から目をそらさず正面から向き合い、解決策を一緒に考えましょう。本稿がその一助になれば幸いです。

今井教授

今井 康人

札幌大学教授/英語教育研究センター長
北海道立高等学校3校、立命館慶祥高校、立命館高校の英語教師として勤務。
実用英語技能検定面接委員の経験もあり、全国で講演会・勉強会を開催。
著書に『ZESTAR総合英語』(Z会)、『Rapid Reading』(美誠社)、『Vertex大学入試英語長文読解問題集Level2、3』(三省堂)、『英語の発信力を強化するレッスン』(青灯社)他多数。

 

③ SSCC(同時自己添削英作文 Simultaneous Self-Check Composition)

この手法は英文の正確性(accuracy)を鍛える目的で開発された指導法です。発信するために英文法を使うようになり、Writingの中でも自由英作文やエッセイライティングに強い生徒になります。週に1度SSCCを行うと、生徒の英作文力の正確性が向上します。
教材は100語程度の英文が適切です。学習者の必要とする英文レベルで選択してください。例としては、大学入試対策としては、ライティングに必要なレベルの英文をSSCCすると効果があります。

メリット

  • クラス全体で取り組むので、教員と生徒の信頼関係が構築できます。
  • 自分で自分のミスを修正するので、同じ間違いが減ります。
  • 他の英語教員が急な休みになっても、SSCCで授業をスムーズに行えます。

実際の指導

 

④ COC(連鎖意見英作文)

この指導法では、生徒の英語を発信する流暢さを鍛えることができます。今まで日本の英語教育では、生徒が集中して書く環境作りや、生徒全員分の英文を評価・添削することは非常に難しいものでした。それらの解決策を取り入れて研究開発された手法がCOCです。

メリット

  • 英文を集中してたくさん書くので、生徒の英語の流暢さは非常に向上します。
  • 5分の中で他の生徒の意見を読むので、速読力も身につきます。
  • 自分の意見を深めることもできます。

実際の指導

 

Contact
小学校~高校の先生・職員の方
【東京営業所】
月〜金 午前9:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:03-5280-0071
【大阪営業所】
月〜金 午前9:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:06-6195-8560
【書籍に関するお問い合わせ】
月〜金 午前9:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:055-989-1436
【Webからのお問い合わせ】
大学の先生・職員の方/法人の方
月〜金 午前10:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:03-5280-0071
【大学の先生・職員の方】
【法人の方】
【取材のご依頼】
お問い合わせ

お問い合わせ

小学校~高校の先生・職員の方

【東京営業所】

03-4333-4417月〜金 午前9:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:03-5280-0071

【大阪営業所】

06-6195-8550月〜金 午前9:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:06-6195-8560

【書籍に関するお問い合わせ】

055-976-8311月〜金 午前9:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:055-989-1436

【Webでのお問い合わせ】

大学の先生・職員の方/法人の方

03-4333-4417月〜金 午前10:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:03-5280-0071
≪大学の先生・職員の方≫
≪法人の方≫
≪取材のご依頼≫