【2027共通テスト情報Ⅰ】平均点ダウンの「情報Ⅰ」はどう変わる? ~2026年度分析と今後の見通し~

Z会
Z会 先生向け教育ジャーナル
Z会では、中学・高等学校の先生向けに教育情報を配信しています。大学入試情報、文部科学省の審議会情報をはじめ、先生方からお伺いした教育についてもご紹介します。

共通テスト「情報Ⅰ」の対策をどのように進めていくかをご検討中の先生方も多いのではないでしょうか。本記事では、2026年度(令和8年度)は難化したと言われる共通テスト「情報Ⅰ」の今後の見通しと、『2027年用パワーマックス共通テスト対応模試 情報Ⅰ』を使った対策について解説していきます。

これまで以上に対策が必要となった「情報Ⅰ」

詳細な分析は「2026年度共通テスト 本試験」にまとめていますが、2026年度(令和8年度)の平均点は56.59点となり、昨年度に比べて12.67点下がりました。昨年度が易しかった反動で難化したと言われていますが、試験が難しくなったというよりは標準に近づいたと考えるとよいでしょう。そのため、「情報Ⅰ」の対策は、2026年度(令和8年度)の本試験が基準になります。2026年度と昨年度の試験の違いは次の通りです。

(1)確実に得点できる問題が少なくなった
昨年度は全体のおよそ3割の問題が確実に得点しておきたい問題であり、残り7割の問題でどれだけ得点するかが求められる試験でした。2026年度は、極端に難しい問題が出題されたわけではなく、確実に得点できる問題が少なくなったことで平均点が下がっています。昨年度は得点率が90%を超える設問が11問ありましたが、2026年度は2問(第2問A 問1のアイと第4問 問2のカ)のみでした。
(2)知識・用語系の問題が増えた
昨年度に比べると、知識や用語に関する問題が増えましたが、知識・用語系の問題の得点率は全体的に低い傾向があるため、平均点も下がりました。2026年度は、第1問 問1aの記憶装置に関する問題の得点率が29.39%、問1bの情報セキュリティに関する問題の得点率が30.31%でした。高度な知識や用語の理解が直接的に問われるわけではないのですが、基本的な知識や用語の理解を前提に、そこから考えられることや判断できることが問われるため、共通テストならではの思考力・判断力が必要です。
(3)全体的に分量が増えた
昨年度に比べるとマーク数・ページ数が増え、分量も増えました。そのため、試験時間内に全ての問題を解ききるためには、手早く処理を進める必要がありました。2026年度の第1問 問2・問3や第2問Bなどは、じっくり問題文を読んで考えればそこまで難しくはないのですが、時間制限のある中で解こうとすると難しく感じる問題でした。

一方、実生活との結びつきを意識させられる出題があることや各分野からまんべんなく出題されていることはこれまでと変わっていません。試作問題・昨年度・今年度で大問構成が共通であることからも、大問構成が変わる可能性は低いですが、まだ本試験が2回しか行われていないことを踏まえると、個々の設問においては、新傾向の出題もありうると考えておくのがよいでしょう。

4回の模試で効率的・効果的に対策!
『パワーマックス 共通テスト対応模試 情報Ⅰ』

『2027年用パワーマックス 共通テスト対応模試 情報Ⅰ』はオリジナル模試を4回収録した問題集です。問題・解答を冊子とバラシの両方の形態でご用意しています。「情報Ⅰ」の対策は、英語・数学・国語の主要科目に比べてあまり多くの時間はかけられないため、4回の模試になるべく多くの要素を凝縮しました。本試験を意識した大問構成はそのままに、中問の構成を少し変えたり、知識・用語系の問題の割合を変えたりした様々なバリエーションのオリジナル模試を収録しています。

4回の模試に明確な目標を設定し、全てを凝縮!

バラバラな模試の寄せ集めではなく、明確な目的を設定した模試4回を収録していますので、本書に取り組むことで効率のよい学習が実現できます。また、店頭販売の『2027年用 共通テスト実戦模試⑮ 情報Ⅰ』との重複もありませんので、学校オリジナルの教材として安心してご使用いただけます。

第1回:
知識・用語系を多めに共通テストに慣れる
特に共通テストの出題形式に慣れることを意識しています。第1問・第2問は、知識・用語系の問題の比率を高めにして、基礎が身についていれば比較的解きやすい問題にしています。第1問・第2問を少し軽めにすることで無理なく取り組みやすいようにしています。第3問では、少し難しめのプログラムを扱いますが、段階的に理解を確かめられるように設問を細かくしています。
第2回:
時間配分を意識して取り組めるようにする
特に時間配分を意識しながら問題に取り組んでもらいます。第1問 問2のIPアドレス、第1問 問3の論理回路、第2問Bのシミュレーションの問題などは、題意の読み取りに時間がかかる問題ですが、これらの問題にあまり時間をかけないようにする必要があります。試験時間内に解ききれない人もいるかもしれませんが、そのような経験をすることで、手早く処理するという意識づけができるようになります。
第3回:
様々な分野で臨機応変に対応できるようにする
特に様々な分野をまんべんなく問うことを意識しています。第4問を中問2問構成にして、標識やピクトグラムの問題をあえて入れることで、扱うテーマの幅を広げることを優先させました。本試験では、第3問はプログラミング、第4問はデータの活用が単独で出題されていますが、今後の出題では多少の変化を加えられることも考えられます。このような変化に対して、慌てず臨機応変に対応できるようにすることも必要です。第3問は昇順・乱数といったプログラミングならではの処理を扱っています。
第4回:
手早く処理できる力を伸ばす
特に問題文の読み取りや処理を手早く行えるようにすることを意識しています。第2問Aのハフマン圧縮や第2問BのA*アルゴリズムを題材とした問題では、仕組みを理解して手早く処理する必要があります。また、第4問の仮説検定や因果関係を題材とした問題も、短時間で内容を把握できるようにする必要があります。このような問題を経験することが手早く処理できる力を伸ばすことにつながります。
難易度は最新の本試験と同レベル+α!
『2027年用パワーマックス 共通テスト対応模試 情報Ⅰ』に収録している模試の難易度は、2026年度の本試験と同レベルを基準に、段階的に実力を測れるよう、一部の設問を易しめ・難しめになるように設定しています。本格的な対策を始めた初期の段階では難しく感じることもあるかもしれませんが、このようにすることで、「基本問題は解けるが、応用問題が解けない」、「手早く処理する力が足りていない」といった個々の課題が明確になるようにしています。
また、2026年度までの共通テストを踏まえた演習効果の高い問題を多く収録しています。一例として、未知の資料や与えられた⼿順を素早く読み解き理解する⼒を身につけるための問題を下記リンク先で紹介しています。
そして、情報Ⅰでは、実力をつけること以外にも、「解いて楽しい」「ためになる」と思える問題を試行錯誤しながら制作しております。情報という教科を好きになってもらいたい、そのための役に立ちたいと思っております。
自学自習も可能な詳しい解答解説!

模試の解答解説には多くのページを割き、解答解説の詳しさにも力を入れています。選択肢から当てはまるものを選ぶ問題では、正答の選択肢が当てはまる理由だけでなく、誤答の選択肢が当てはまらない理由も解説し、当てはまる数値を答えるような問題では、考え方や計算の過程をわかりやすく解説しています。そのため、生徒が自学自習で見直しをすることも可能です。
また、解答解説には右側に補足欄があり、そこでは用語の詳しい説明や発展的な事項にも触れています。「情報Ⅰ」の専門の担当者と専門外の担当者がともに制作に関わることで、多角的な視点から、問題が解けなかった人と解けた人のどちらにも役立つ解説を提供できるよう工夫しています。ここにも、情報という教科を好きになってもらいたい、そのための役に立ちたいという思いを込めております。
共通テスト「情報Ⅰ」の対策を強化したい、どのように行うのがよいか迷っているなどございましたら、『2027年用パワーマックス 共通テスト対応模試 情報Ⅰ』の採用をご検討ください。先生方のご指導の一助となりましたら幸いです。
Contact
小学校~高校の先生・職員の方
【東京営業所】
月〜金 午前9:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:03-5280-0071
【大阪営業所】
月〜金 午前9:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:06-6195-8560
【書籍に関するお問い合わせ】
月〜金 午前9:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:055-989-1436
【Webからのお問い合わせ】
大学の先生・職員の方/法人の方
月〜金 午前10:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:03-5280-0071
【大学の先生・職員の方】
【人事・研修担当者様】
【取材のご依頼】
お問い合わせ

お問い合わせ

小学校~高校の先生・職員の方

【東京営業所】

03-4333-4417月〜金 午前9:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:03-5280-0071

【大阪営業所】

06-6195-8550月〜金 午前9:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:06-6195-8560

【書籍に関するお問い合わせ】

055-976-8311月〜金 午前9:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:055-989-1436

【Webでのお問い合わせ】

大学の先生・職員の方/法人の方

03-4333-4417月〜金 午前10:00〜午後5:30
(年末年始・土日祝日を除く)
Fax:03-5280-0071
≪大学の先生・職員の方≫
≪人事・研修担当者様≫
≪取材のご依頼≫