小石川中等教育学校
合格
N.R.さんとお母さま・お父さま
(6K/小6公立中高一貫校受検コース Z会進学教室 利用)
決めた理由を教えてください。
N.R.さん)4年生のおわりごろ、母に紹介されて小石川中等教育学校のことを知りました。「やらされている」と感じるような問題や暗記は好きではないので、自分で考えて解く必要のある問題形式が魅力的だな、と思い受検してみようと思いました。 5年生のときに小学生対象の理科教室と学校公開に行き、学校の雰囲気が気に入ったので受検することを決めました。
お父さま)本人は社会科などの暗記を嫌がっていました。都立中高一貫校の入試問題は記述式で、細かい知識は要求されないと聞いたのと、小石川はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されていること、自由な校風であることなどよい教育が受けられると思ったので勧めました。
N.R.さん)Z会の教室は週1回の授業で完結するのでいいな、と思ったのがきっかけです。小5のときに通っていた塾の小6のスケジュールを見て、習い事と両立できないことがわかりました。僕はピアノ(週1回)、ソルフェージュ*(週1回)、作曲(月1,2回)と水泳(週1回)を習っていたのに加えプログラミングクラブ(月1回)にも通っていました。こうした好きなことを中断したくなかったので、小6からZ会に転塾しました。
*: 楽譜を理解し実際の音として表現するなど西洋音楽の基礎能力の訓練
お父さま)息子は本科が日曜日午前中、後期から始まった志望校別特訓も日曜日午後だったので週1回教室に通っていました。保護者会で理系の先生が「うちは面倒見の悪い塾です」と仰っていましたが、それがむしろ息子のペースには合っていたようです。保護者会や面談などでは丁寧に説明・対応くださり親にとっては面倒見の良い塾でした。
お母さま)習い事をやめたからといって勉強のみに集中できるわけではないと思ったので、習い事を制限しようとは思いませんでした。むしろ、リフレッシュできるしよく眠れるので、小6の9月からは水泳を週2回に増やしました。水泳の帰り道、父親と2.5kmほどを歩いて帰る間に会話できたのもよかったようです。

N.R.さん)Z会の教室の課題を持ち帰ってやるスタイルがピアノや作曲と似ていたので、僕にはやりやすかったです。Z会の教材やすすめられた問題集に家や自習室で取り組みました。自習室は静かで勉強しやすかったです。文系の先生は、授業で難しい内容を身近なことに置き換えてわかりやすく説明してくれました。理系の先生は毎週自作プリントをくれたのですが、勉強のことだけでなく金言もあり、内容がすばらしかったです。
お父さま)プリントのなかでも心に沁みた「絶対合格 8カ条」など数枚は家のトイレの壁に貼って、眺めるようにしていました(今も貼ってあります)。我が家ではこれらのプリントを檄文と呼んで毎週楽しみにしていました。
N.R.さん)問題集の作文問題も先生に添削をしてもらうようにしていました。前期は添削されて返ってきたものを書き直して、また先生に見てもらうということを繰り返していましたが、後期ではそこまで何度も添削をお願いすることはなくなりました。
お父さま)前期には「ねばって書き直した」が後期には「合格点が出たらそこで切り上げた」というのは、文系の先生の指示によるものです。作文はそこそこ点が取れる程度まで書けるようになったら比重を下げて、他の科目に時間を使う方が総合点を伸ばせる、という判断です。前期の作文推敲会で一定の作文力をつける文系の先生の作戦が、子どものクラスに関してはかなりうまく行ったということだと思います。

N.R.さん)ペースが掴めてきた夏ごろからは曜日ごとに何を勉強するかを決めてカレンダーに書き込んでいました。1月から自分で日めくりカレンダーを作りました。B6のカードに日にちを1枚ずつ書き、過去問に取り組む日は日にちの下に下線を引くようにして、その下に、課題に思っていることや学習したことを書きました。答え合わせや解き直しは父とやったので、カードの確認は母に頼みました。OKならバッハのスタンプを押してもらえる、というようにしていました。これが自分のやってきたことを振り返るきっかけとなり、今後すべきことを見つけるヒントを得ることができたと同時に自分を励ますものにもなりました。
お父さま)勉強時間は1日1時間程度でした。直前期の1月は過去問演習を中心に取り組み、10年分を本番と同じ時間で解きました。過去問演習のときは1日3時間ほど掛かりました。
N.R.さん)スランプはなかったというか、模試の結果が悪かったとしても気にしなかったです。
お父さま)親としては、9月の外部模試の結果が悪くて焦ったのですが、とやかく言わないように心掛けました。模試からは気づきを得ることができたと思います。点数が悪かったのは、問題文をちゃんと読めていなかったことや資料問題で具体的に書かなかったことが原因だとわかりました。
お母さま)都立中高一貫校は小学校の成績も重視されます。親にとって最大の危機は、小6前期の通知表が今まで見たことがないような成績だったことでした。どういう基準で成績をつけているのかを学校に聞くなどして、後期は成績を持ち直すことができたと思います。
N.R.さん)当日も普段通りでした。夕方にピアノのレッスンに行き、先生に「試験当日に来た人は初めて」と言われました。合格発表までの約1週間も落ち着いていましたが、発表前日にZ会の教室で行われた解説会で得意な算数の点が取れていなさそうなことがわかり、急に不安になりました。心配で発表当日は早めに起きてしまったのですが、合格がわかり家族で狂喜乱舞しました。
N.R.さん)「家庭円満」です!
お母さま)夫婦で意見を一致させていたのがよかったと思います。また、私も国家試験のためにゼミや模試に出かけたり、家で勉強していました。親が勉強する姿を見せていたのもよかったと思います。
お父さま)私は2人の受検(験)生をサポートしていました(笑)。受検対策としては適性検査Iの作文で安定して点が取れるようになったのが大きかったと思います。
合格おめでとうございます!今後のご活躍を期待しております!
Z会の教室は、書くことを大事に1つの良問にじっくり向き合い、丁寧に指導をしております。学習面でお迷いの際は、Z会の教室に相談してください!