新大学入試初年度をまもなく迎えますが、どういった点が変更になるのでしょうか。九大の変更点についてまとめていきたいと思います。
【変更点】新型コロナウイルス感染症への対応
●一般選抜での感染者等の受験機会の確保について
新型コロナウイルス感染症等の原因により前期日程又は後期日程当日に試験が受けられなかった受験生に対し受験機会を確保するため、追試験を実施。
試験期日 :2021年3月22日(月)
合格発表日:2021年3月26日(金)
追試験の詳細については、後日学生募集要項及びWebサイトにおいて公表。
●学業の遅れに対する出題範囲等の配慮について
一般選抜で課す個別学力検査の出題範囲については、例年通りの内容とし、特段の範囲の制限等は行わない。ただし、教科書において「発展的な学習内容」として記載されている内容から出題する場合は、設問中に補足する内容等を記載するなど、特定の受験生が不利にならないように工夫する。
【変更点】工学部 学科の改組
建築学科、電気情報工学科、物質科学工学科、地球環境工学科、エネルギー科学科、機械航空工学科
↓
電気情報工学科、材料工学科、応用化学科、化学工学科、融合基礎工学科(物質材料コース、機械電気コース)、機械工学科、航空宇宙工学科、量子物理工学科、船舶海洋工学科、地球資源システム工学科、土木工学科、建築学科
※あわせて学科別入試から、複数の学科をグループ化した「学科群」別入試に変更。
【変更点】総合型選抜、学校推薦型選抜について
経済学部 経済経営学科:総合型選抜新規実施。共通テストを課す。
工学部 全学科:総合型選抜新規実施。共通テストを課す。
芸術工学部 芸術工学科 インダストリアルデザインコース:学校推薦型選抜新規実施。共通テストを課す。
芸術工学部 芸術工学科 未来構想デザイン 学校推薦型選抜新規実施。共通テストを課さない。
【変更点】共通テスト「英語」の配点
英語については,リーディング(100点満点)とリスニング(100点満点)の合計点をそのままの比率で利用する。
【変更点】文学部
[試験科目の変更]
一般選抜後期の個別試験、
小論文II「志望理由」が追加。
【変更点】法学部
[試験科目の変更]
一般選抜後期の個別試験、
小論文→「講義に関する理解度確認試験」に変更。
【変更点】経済学部 経済工学科
[試験科目の変更]
一般選抜後期、
新たに志望理由書の提出が必要になる。
九大では上記の他に募集定員がある学部学科などもあります。九大を志望される方は、九大のホームページや、入試選抜要項などをしっかりと読んでおきましょう。