【学校専用】スモールステップで着実に力がつく小論文対策

Z会
Z会ソリューションズ 先生向け教育ジャーナル
Z会ソリューションズでは、中学・高等学校の先生向けに教育情報を配信しています。大学入試情報、文部科学省の審議会情報をはじめ、先生方からお伺いした教育についてもご紹介します。

近年定員が増加傾向にある総合型選抜・学校推薦型選抜。面接対策、英語検定試験対策など様々な対策が必要となってきますが、重要なウェイトを占めるのが志望理由書を含めた小論文対策です。正解のない大学での学びに主体的に取り組むことができるかを見られる試験で、自分の考えをわかりやすく相手に伝えられるようになるには、様々なテーマについて考察してアウトプットする訓練を積むことが大切です。

本記事では、Z会が提供する小論文講座でどのように記述力・表現力が伸ばせるか、講座の特徴をお伝えします。

 

様々なテーマについて思考を深める

Z会が提供する学校専用小論文講座は、2025年春にリニューアルを行い、入試小論文・志望理由書のカリキュラムをリリースしました。〈医療〉〈法・社会・理〉〈人文・社会・教育〉〈法・経済〉といった分野を軸に様々な社会課題について考える入試小論文、大学への志望理由を自己分析・大学入学後の将来の展望を軸に深く掘り下げる志望理由書の課題に取り組んでいただけます。入試小論文では、課題文が提示される課題文型、テーマが提示されるテーマ型、資料を読解する資料型の課題をバランスよく出題しているので、大学入試で求められる思考力・記述力を着実に身につけることができます

 

〈考える〉〈整理する〉〈書く〉のスモールステップで課題に取り組む

〈考える〉

添削課題に加え、小論文の課題に取り組む際の考え方・頻出テーマを考えるにあたって重要な用語などをまとめたポイントガイドをお届けします。実際に課題に取り組む前に、どうやって書くべき論点を整理するのか、自分の考えをどうまとめていけばよいのかを学べます。

小論文ポイントガイド:課題文の読解

〈整理する〉

さらに、各課題には問題に加えて構成メモが掲載されており、やみくもに解答を書き出す前に、課題のテーマについて把握し、重要な論点について考察し、どのような構成でまとめればよいか整理することができます。

小論文ポイントガイド:①理解する

小論文ポイントガイド:②考える

小論文ポイントガイド:③整理する

〈書く〉

ポイントガイド・構成メモを通して自分の考えを整理できたら、添削問題に取り組みます。この一連のステップを通して、実際の入試課題に取り組む際の思考プロセスを身につけることができます。

 

添削指導のフィードバックで力を伸ばす

小論文の学習で最も重要なのは、自分の意見・考えが正しく読み手に伝わる文章を書くことができているか、第三者に評価してもらい、しっかり復習することです。Z会の小論文講座では、出題テーマの理解・文章全体の論理構成・主張の説得力・文章表現の観点から採点し、各評価観点から改善すべき点を明確にした添削指導を行います。

事前に取り組んだガイド冊子の内容・構成メモと照らし合わせながら復習することで、自分の答案に欠けていた点は何かを考え、次の課題に活かすサイクルを構築することができます。

入試小論文・志望理由書の添削は、個々の答案に即した指導内容はそのままに、デジタル上での添削を行います。指導内容が見やすい答案を返却いたしますので、より一層復習がしやすくなります。

添削見本

答案上では、①テーマの理解/課題文・資料の読解・②設問指示の理解と論点設定・③主張の一貫性、④主体的な問題提起・⑤説得力・⑥事例や情報の収集と選択、⑦論理構成・展開の各項目について、指導欄を設け、詳細な指導コメントを示しています。文章表現や表記など細部についても具体的に指導を行います。

添削指導コメント

添削指導コメント

 

Z会の小論文講座で「正解のない問い」に立ち向かう力を身につける

入試小論文では、「「ポスト・ヒューマン」と医療」「ヴァーチャル・リアリティと表現行為」「現代日本民主主義の問題点」など、現代社会における様々な課題をテーマとして取り上げ、深く考えてもらうことを意図した出題をしています。明確にひとつの正解が定まるものではなく、様々な意見をすり合わせながら合意形成をしていくことが求められる問いに対し、自分なりの意見をわかりやすく提示できる論述力は、これからの社会において必須といえるでしょう。

「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」が重視されるこれからの大学入試を突破するには、「正解のない問い」に対し、主体的に自分の意見を提示する力が必要です。難しい課題にも、丁寧にスモールステップを踏んで取り組むことで、着実に論述力を伸ばすことができる小論文講座のご受講をぜひご検討ください。

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