学校向けオンライン英会話 導入事例|横須賀学院中学高等学校

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Z会ソリューションズ 先生向け教育ジャーナル
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神奈川県
横須賀学院中学高等学校
ジェイソン・オアー先生

実施対象(学年、属性など)2023年度実績
中学1年生130名 年16回 NEW TREASURE Online Speaking Stage1
中学2年生107名 年22回 NEW TREASURE Online Speaking Stage1・2
中学3年生124名 年22回 NEW TREASURE Online Speaking/日常英会話 Stage2
学年全員で授業内に実施、週1回ペース


横須賀学院中学高等学校では、英語教科書 NEW TREASURE シリーズに準拠したオンライン英会話を、中学1~3年生全員で受講しています。
ご担当のジェイソン・オアー先生に、テキスト学習との相乗効果を考えてオンライン英会話を実施されている様子をお聞きしました。 

概要

  • 教科書の学習内容をオンライン英会話でアウトプット
  • 毎時間、10分間の要点確認→25分間のオンラインレッスンの流れ
  • 全学年週1回、ルーティーンとして取り組んできた効果

 

オンライン英会話を導入した経緯を教えてください。

本校の生徒が一人1台のタブレット端末を持つ体制になったこと、クラスレッスンでの発話量に限界を感じたことが主な理由です。
以前の英会話の授業は、1クラス35人ほどに対し教員1人の体制で行っていました。この環境ではどうしてもゲーム要素の強いアクティビティに偏りがちで、効果的な外国語学習になっているのかどうかが懸念点でした。生徒は楽しんでいたとしても発話の質・量には個人差があったため、一人ひとりがじっくり話す時間を取らせたいという思いがありました。
また、タブレット端末を導入された他校の研究会で、オンライン英会話を効果的に取り入れている様子を目にしたことも刺激になりました。
そこで、本校でも2019年度からオンライン英会話を導入し、日常的な英会話を扱ったレッスンに取り組み始めました。講師と1対1で話すことになるためよい意味で逃げられませんし、密度の濃いコミュニケーションになっているという実感がありましたね。
さらに、2021年度からは、本校で使用している英語教科書 NEW TREASUREに準拠したレッスンを主に利用するようになりました。

 

Z会の学校向けオンライン英会話を選んだ理由を教えてください。

普段の授業内容を NEW TREASURE Online Speaking の教材でフォローしていけるため、確実な学習効果があると感じています。一度の授業では身につかない構文や語彙を再確認しながら、応用的なアクティビティまで取り組むことができています。
当初は日常英会話を扱う教材を使っていたのですが、教科の先生方と相談した結果、教科書ベースの英会話教材の方がよりレベルアップが図れるのではないかという結論になりました。学校説明会などの場で保護者の方にお話しする上でも、学習サイクルをイメージしていただきやすいですね。クラスによって進度に差があって調整が難しい場合もありますが、今後も授業のペースを見ながら柔軟に進めていきたいと考えています。
また、授業の枠内で取り組んでいるため、予約時間を5分刻みで設定できたり、接続面での大きな不具合がなかったりすることは、仕様面で使いやすいと感じています。

 

オンライン英会話をどのように活用していますか。

カリキュラムとしては「英語」「英会話」の時間の中で年間20回程度、各学年で実施しています。3年間で計60回前後の実施ですので、本当はもっと取り組ませたいという気持ちがありますが、週1回のペースでオンライン英会話に取り組む時間を確保できるようにしています。ときどき実施する程度ではちょっとした経験で終わってしまい、英会話への姿勢が変わる段階までは届きません。他の課題と同じく、ルーティーン学習として積み上げることを大切にしています。
授業全体の流れとして、始めの15~20分はクラス全員でレッスンの要点を確認し、その後25分間のオンラインレッスンを個々の端末で受講します。
具体的には、まず英会話教材のファイルをタブレットで共有し、私が要点を説明していきます。急に1対1の会話に入ると話しづらい生徒もいるので、有意義なレッスンになるように基本確認から始める形をとっています。
教材の項目によっては話す英文をある程度組み立てておき、事前に準備をさせてから臨んでいます。より時間を有効に使えるようになったと感じています。

 

オンライン英会話を受講した生徒の反応・変化はいかがでしょうか。

継続的に取り組むことで、生徒が講師の話す英語に反応できたり、スピーキングに慣れてきたりといった効果を感じています。特に長期の積み重ねのある中学3年生はその効果が顕著です。
例えば、ある生徒は英会話への抵抗感が強く、当初は講師の先生に対して日本語だけで話してしまう状態でした。しかし、中学3年生になった今では、その生徒なりに使えるセンテンスを駆使しながら相手とのコミュニケーションがとれるようになっており、成長を感じています。
レッスン後に講師の方から送られる振り返りのコメントを見て、次のレッスンの前に復習している生徒も多いです。英文で書かれたコメントを翻訳機にかけるなど、自ら理解しようと行動していますね。
やはり、「目の前にいる相手と英語でじっくり話す」という実践ができた点に、意義を感じています。

 

 

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