【学校専用】オリジナル添削シリーズ「小論文講座」導入事例|高知県立高知追手前高等学校

Z会ソリューションズ 先生向け教育ジャーナル
Z会ソリューションズでは、中学・高等学校の先生向けに教育情報を配信しています。大学入試情報、文部科学省の審議会情報をはじめ、先生方からお伺いした教育についてもご紹介します。
高知県
高知県立高知追手前高等学校
堂元 禄之 先生
取り組み概要
採用課題:課題文型「『他人の眼』と共生社会」(1回目800字、2回目1000字)
採用学年:高校2年生、高校3年生
・7~8月 演習、答案(1回目)提出
・9~10月 添削済み答案(1回目)返却、リピート添削(2回目)提出
・10~11月 添削済み答案(2回目)返却、生徒向け講演会
・12月 教員向け講演会
※2023年度の情報です。
どういった経緯でご採用を決められたのでしょうか?
本校は「新たな学びへの挑戦」を目標として、早い段階から学力の三要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「主体的に学習に取り組む態度」)の指導・育成に取り組んできました。特に「思考力・判断力・表現力等」においては、小論文を軸にして指導・育成しようという方針です。全教科で読解力を養成するという課題もあり、Output活動として小論文講座を「総合的な学習(探究)の時間」で採用しています。本校教員の学習指導に加えて、外部の客観的な指導を導入することで、大学受験の動機を高めることも狙いです。
さらに、本校教員の小論文指導スキルをさらに向上させることを目指し、生徒たちの添削結果をもとに教員研修も実施しています。高知県全域(国公立、私立にかかわらず)から広く関係教諭を招待し、学校間での意見交換を促しています。
小論文講座を導入して効果を感じた場面はありますか?
本校では、一般・推薦型などの大学入試で毎年100名程度の生徒が実際に小論文を利用しています。Z会の小論文講座を実施するようになり、以下のような変化を感じています。
1)生徒:小論文受験の意識付けはできた。特に成績上位層の生徒には添削効果は明確。
2)教員:小論文指導への関与が必要という自覚が強くなった(きっかけの1つ)。指導への協力も得やすくなった。
今後は、添削指導を教員で担当し、状況を把握の上、改善を目的とした「声掛け」につなげたいと考えています。
添削指導についての感想をお聞かせください
まず、添削の質が高く、指導コメントの書き込みも多く、添削水準の高さを実感できました。同じ課題に2回取り組むリピート添削を実施し、自らの表現を「振り返る」「推敲する」「練り直す」過程を生徒たちが実体験できた点が良かったと考えています。また、受講前の打ち合わせを綿密に実施し、本校の状況や要望に合わせやすかったということも良かったです。
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