共通テスト英語リーディング・リスニング対策のはじめの1冊 ~1回10分で、共通テスト全問の対策を網羅~
2025年5月からはダウンロードにて2025年度本試験傾向に合った新作問題のご提供を開始!

Z会
Z会ソリューションズ 先生向け教育ジャーナル
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2021年から始まった大学入学共通テスト(以下、共通テスト)。2025年には新課程に対応したテストになりました。
共通テストの出題傾向は概ね安定してきているものの、先生方におかれましては、限られた時間の中でどのように指導するか、何を学習させるとよいか、試行錯誤されているのではないでしょうか。

共通テストドリル 英語 改訂第4版』は、分野別・大問別に10分間で演習できる構成となっており、帯活動で手軽に継続的に取り組みながら、共通テストの特徴を知り、対策を始めることができる教材です。近年の出題傾向や新課程での共通テストにも対応するように制作しました。

本記事では、共通テストの英語の傾向に触れながら、『共通テストドリル 英語 改訂第4版』の特長をご紹介します。

新傾向問題にも対応しつつ、本質的な出題

コミュニケーションを行う場面を想定して実用的な英語力が問われる共通テストの英語。
リーディングは80分でおよそ5,000語を超える英文を読み、問題を解く必要があります。新課程に対応した問題としては、「文章の推敲をする力」や「資料を活用して文章のアウトラインを作成する力」を問う問題が出題されています。英文を速く読んで理解するだけでなく、英語でのアウトプットを意識して情報を読み取る力が求められるようになってきています。

リスニングは、聞き取りの総語数が1,500語を超え、短い発話を聞き取るものから、図表を見ながら答えたり、まとまった分量の講義や会話を聞いて答えたりするものまで、多様な場面・形式の問題が出題されます。聞いて読んで得た情報から、要点や詳細をすばやく把握する力が求められています。

リーディング、リスニングという試験形式でありながら、情報を整理して「伝える」ことも含めた、総合的な英語力を評価しようという姿勢が、新課程対応問題からは伝わってきます。

こうした共通テストで求められる実用的な英語力の素地を鍛えるため、本書は、本番形式で各回10分の演習を、リーディングは36回、リスニングは25回行い、演習量を確保しています。改訂第4版では、近年の出題形式に合わせた問題に加え、新課程対応問題も収録していますので、これからの共通テスト対策としてご利用いただけます。

 

◆改訂第4版の改訂ポイント

□リーディング

  • 新課程試作問題第A・B問(≒2025年度本試第4・8問)に対応した問題を2題ずつ掲載しています。
  • 模試1セット分の教材(新課程での共通テストに対応した8問構成。第4・8問型も含む)を、PDFとWordにてご提供しています(書籍掲載とは異なる別問題です)。

2025年度本試験リーディング第4問
自分の書いた文章を推敲する場面となっており、論理構成や展開に配慮して文章を修正する力が問われます。

共通テストドリル リーディング第35回
▲共通テストドリル リーディング第35回:説得性、論理性を持たせるために、文章を推敲する力を問うています。

 
2025年度本試験リーディング第8問
Step1 ~3 の段階に分かれており、資料を活用し、文章のアウトラインを作成する力が問われています。

共通テストドリル リーディング第33回
▲共通テストドリル リーディング第33回:決められた立場で意見を述べるために必要な、文章の構成力を問うています。

□リスニング

  • 第5問型の問題(全5題)はすべて新課程試作問題第C問を踏まえた形式で出題しています。
  • 模試1セット分の教材を、PDFとWordにてご提供しています(書籍掲載とは異なる別問題です)。

2025年度本試験リスニング第5問
メモを取りながら講義を聞き、学生同士で講義内容を確認しあったり、新たな資料(図表)をもとにディスカッションしたりする場面を扱っています。本問からは、聞いて、伝える・やりとりする力を間接的に測ろうとする意図が窺えます。

共通テストドリル リスニング 第22回
▲共通テストドリル リスニング 第22回:音声で理解する力、音声と資料を統合的に処理する力を問うています。

 

◆2025年5月からダウンロードにて新作問題のご提供を開始

最新の傾向に合わせた新作問題を2025年5月からダウンロードにて提供を開始しました。
新作問題の詳細(意図や内容)は以下をご覧ください。

□リーディング→第4・8問対応問題を各1問ずつご提供

2025年度実施の共通テストでは、大問構成は8問となりましたが、短時間で多くの情報を処理する速読速解力・情報処理力が求められることに変わりはありません。対策としては、英文を読んで理解するだけでなく、読み取った内容を組み合わせて解答を導くトレーニングが重要です。また、新課程に対応した問題として、試作問題で出題されていた「資料を活用して文章のアウトラインを作成する力」「文章を推敲する力」を問う内容が引き続き出題されています。本文に書かれた内容を確認するだけでなく、それらを発表するためにどう整理したらよいかを意識して読む習慣をつけることも必要と言えます。今回、新課程に対応した、第4・8問型の新作問題をご提供し、アウトプットを意識した読み方をより重点的にトレーニングしていただけるようにしました。

 

□リスニング→第6問B(話者3人)対応問題を1問ご提供

リスニングは、前年度から大問数・設問数に変化はありませんでしたが、第5問の設問は仕様面で変更があり、試作問題第C問型をベースにしながらも、活動1~3が明記されて発言内容のメモ欄が加わりました。しかし、設問構成自体は試作問題と変わりませんので、本書の第5問対策の問題で引き続き対応することができます。
もう1つ目を引く変化は、第6問Bの会話が4人から3人になったことです。話者が減ったことで聞き取りの負担は軽減されたとも言えますが、会話の流れを理解して、各話者の考えが会話の中でどのように変化したかを把握する力が求められることに変わりありません。そこで今回、第6問Bの話者が3人の新作問題をご提供し、その対策をしていただけるようにしました。

リーディング・リスニングとも、見た目に形式が変わった点に対応していることはもちろんのこと、新傾向の問題がどのような力を測ろうとしているのかをふまえ、解答の根拠となる箇所の示し方や、誤りの選択肢の作り方など細部に至るまで、共通テストに対応させました。

 

定着度、実力を深める復習用教材も充実の『共通テストドリル 英語』

せっかく取り組んだ演習問題からとことん学んでもらうべく、本書は復習用教材も用意しています。一度目にし、耳にしたことがある問題なので、生徒にとって過度な負担感なく、別の視点から学習内容の定着を図ることができます。

リーディングでは毎回1問、「プラス 1 問題」として、本文の主題や概要をつかむ問題など、共通テストでの出題が予想される形式の問題を出題しています。

リスニングの「パワーアップドリル」は、内容・音声・語彙の三方向から問題の素材を復習する教材です。音声面での切り口から解説したAural Noteもあり、聞き取りのポイントを確認することができます。

 

編集者より

共通テストでは新傾向の問題が今後も登場することが予想されますが、いろいろな形式の問題に取り組むことで、変化にも対応しやすくなります。演習量充実の『共通テストドリル 英語』。模試形式の演習に取り組む前に、共通テストを知るための1冊としてぜひご活用ください。本書を通して、受験生が共通テストの形式に慣れ、対応力を効率的に身につけることを願っています。

 

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