「正誤」だけでなく「考え方」も。90年のノウハウが支えるZ会の英作文添削指導サービス

2022.01.16
Z会
Z会ソリューションズ 先生向け教育ジャーナル
Z会ソリューションズでは、中学・高等学校の先生向けに教育情報を配信しています。大学入試情報、文部科学省の審議会情報をはじめ、先生方からお伺いした教育についてもご紹介します。

生徒のために丁寧な英作文指導を行いたいが、なかなか時間が確保できないという先生方も多いのではないでしょうか。

  • 英作文課題を出しても一人ひとりの解答をじっくり見られない
  • そのため単語や文法チェック以上の添削や指導ができない

という声をお聞きします。

そのような状況の先生方には、外部サービスの導入をお勧めしています。
費用面での課題もありますが、外部サービスの導入により生徒の学力向上に有効な英作文添削を実施できればメリットは大きいでしょう。また、外部サービスを利用することで、生徒のことを知らない添削者からの客観的な意見も得られます。

Z会は創業から90年、一貫して添削指導を通じた生徒の学力向上に注力してきました。長年の添削ノウハウを学校に向けて提供しているのが、「オリジナル添削シリーズ 英作文講座」です。生徒一人ひとりに合わせた、きめ細やかな英作文指導で生徒の能力向上をサポートします。

今回は、Z会の「オリジナル添削シリーズ 英作文講座」の特徴についてご紹介します。

「オリジナル添削シリーズ 英作文講座」を導入した学校の声は下記の記事でご紹介しています。こちらもご参照ください。

 

Z会のきめ細やかな英作文添削指導

まずはZ会の添削指導に関する特徴を一部ご紹介したいと思います。添削指導の質を維持するための仕組み、添削指導において重視している点などをまとめています。

 

考え方や論の構築方法までアドバイス

単語チェックや文法チェックはもちろん、英文を論理的に書けるように、考え方や論の構築方法まで指導するのが「英作文講座」の一番の特徴です。
例えば、課題の論点を解説した上で、解答がズレている箇所を指摘し、適切な考え方をアドバイスします。また、論理的な文章でよく使われる3部構成(「序論(Introduction)」「本論(Body)」「結論(Conclusion )」)を意識して書くとなお良いといった指導も行います。
繰り返し英作文添削に取り組んでもらうことで、自身の考えを的確に英文で伝えられるようになります。

 

文脈におけるふさわしい語彙も指摘

単語の使い方、言い回し等も添削を通じて生徒にお伝えします。単語の丸暗記や教科書に書いてある英文を覚えるだけでは、なかなか身に付かない部分です。生徒本人から見て違和感がないと感じる英文でも、文脈からはあまり使用されない表現があります。「英作文講座」を通じて実際に英語を使って文章を作り、添削指導で繰り返しフィードバックを受ける中で、適切な表現が徐々に身に付いていきます。

 

ネイティブの添削基準と日本人による丁寧な添削

「英作文講座」では、ネイティブチェックが入った添削基準を使用して添削指導を行っています。ネイティブにしか分からないニュアンスを採点基準に取り入れながら、日本人の添削者が日本の学習者である生徒に寄り添い添削指導を行います。日本人の添削者だからこそ、日本人がつまずきやすい点を熟知しており、生徒が理解しやすい丁寧な日本語で解説を記すことができます。

 

じっくり解答に向き合えるよう添削者に裁量を

今まで培ってきたノウハウを元に、添削基準を細かく設定していますが、一方で添削基準に沿った機械的な指導にならないように配慮もしています。具体的には、添削者にある程度、指導の裁量を与えている点です。生徒の書いた英作文の意図をくみとった上で、より良い英文にするにはどうすれば良いかをじっくり考え、フィードバックできるような仕組みとなっています。

先生方からは、「『自分のためだけの添削指導をしてくれる』と、生徒が嬉しそうにしている」という声をいただいています。

 

ダブルチェックで朱書きの質や量を統一

添削者はZ会が求める厳しい採用基準をクリアしていますが、加えて、添削答案をダブルチェックする仕組みも取り入れています。一つの英作文に対して必ず複数人でチェックしているため、添削者だけでは気付きにくい全体を通してのバラつきも見落としません。
例えば、添削答案によって朱書きの量や指導内容にバラツキがないかを主に確認します。従って、生徒によって指摘やアドバイスの量が極端に変わることはありません。

 

褒めることも大事にした添削指導

英文一つひとつに対して朱書きできめ細やかなアドバイスを記すのが、Z会の「英作文講座」です。必然的に朱書きの量は多くなり、好評をいただいている点ではありますが、指摘ばかりでは生徒の学習意欲を削ぐ可能性があります。
生徒が一生懸命に書いた英作文ですので、添削指導では「褒める」ことも大事にしています。
まずは良いところを褒めてから、修正すべき箇所をフィードバックすることで指摘を受け止めてもらいやすくなります。顔が見えない中での添削指導となりますので、英文を書くことに前向きな姿勢になってもらえるような工夫は、我々のような外部サービスにこそ大切であると考えています。

 

CAN-DOベースの評価基準で学習状況を可視化

CEFR-J CAN-DOディスクリプを評価のベースに、生徒の現在の学習状況を下記5つの評価項目で可視化しています。5つの評価項目と総合評価、それぞれをA~Eの5段階で測り、結果をフィードバックしています。

  • 課題達成
    設定されているCAN-DOが達成できているか。
  • 言語使用の適切さ
    場面、状況、読み手に応じて適切な文章を書くことができているか。
  • 論理構成
    読み手にとって理解しやすい書き方で書かれているか。
  • 文法
    文法が正確に運用できているか
  • 語彙
    豊富な語彙を正しく使うことができているか。

 

学校に合った課題レベルと実施頻度が選択可能

次に、導入に関する特徴についてご紹介します。
「英作文講座」は課題のレベルと実施頻度は学校で自由に選択していただけます。学校の目的や状況に合わせて、様々な方法で導入が可能な点も特徴の一つです。

 

生徒のレベルに合わせて課題を選べる

CEFR-Jのレベルごとに合計で100の課題をご用意しております。生徒のレベルや強化したいテーマなど、目的に合わせて課題を選ぶことが可能です。

 

実施頻度も自由に選べる

CEFR-Jのレベルごとに課題をご用意しております。生徒のレベルや強化したいテーマなど、目的に合わせて課題を選ぶことが可能です。

 

まとめ

Z会は創業から90年、一貫して添削指導を通じた生徒の学力向上に注力してきました。長年の添削ノウハウを学校に向けて提供しているのが、「オリジナル添削シリーズ 英作文講座」です。
Z会サービスでは生徒一人ひとりの回答に向き合ったきめ細やかな添削指導を実施しています。時間がない先生方をサポートできるよう、本来、先生方が実施したいと思っているレベルの英作文添削サービスを提供し、生徒の英語力アップをお手伝いします。

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